CADオペレーターの仕事内容は?年収や将来性も徹底解説!
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しーそー
これからCADオペレーターとして活躍したいと考えている人の中には「CADオペレーターってどんな職種なの?」と思う人もいるでしょう。
この記事では、CADオペレーターの仕事内容やメリット・デメリットなどを解説しています。
この記事を読んで、CADオペレーターとして活躍するかどうかの参考にしてください。
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- 【この記事を読んでわかること】
- CADオペレーターは建築・土木を中心に、さまざまな業界で活躍している
- CADソフトウェアを活用した図面作成とそのデータ管理が求められる
- CADオペレーターの平均年収は439万円
- CADオペレーターの将来性は業務範囲やレベルで異なる
- CADオペレーターは製図したものが形になることにやりがいを感じられる職種
CADオペレーターとは
しーそー
CADオペレーター(Computer-Aided Design Operator)は、コンピュータ支援設計(CAD)ソフトウェアを使用して、設計作業を行う専門家や技術者のことを指します。
ここでは、CADオペレーターのことを詳しく解説する前に、CADやCADオペレーターの概要などを以下の観点で解説します。
- CADとは
- CADオペレーターの役割
- CADオペレーターが活躍する業界
それぞれみていきましょう。
CADとは
CADは、コンピューターを利用して設計を行うための技術やソフトウェアのことを指します。
CADを利用して製図を行えば、正確で精度の高い図面を作成できます。
デジタル形式での作業であるため設計の変更や修正が容易で、これら要望にも柔軟に対応が可能です。
作成できる図面は2D平面と3Dモデルがあり、それぞれ必要とされる知識やスキルが異なります。
自身がCADオペレーターとして目指す業界が、どちらの図面が必要となるかを確認した上で、CADを学ぶとよいでしょう。
CADファイルは再利用が可能で、異なるプロジェクトや設計フェーズで同じ要素を利用できるため、効率的な作業ができます。
データ共有が可能で、複数の設計者やエンジニアが同時にプロジェクトにアクセスし、共同作業が可能なのもCADを利用するメリットです。
CADにはさまざまなソフトウェアがあり、それぞれ異なる分野や用途に特化しているため、自身が必要なソフトウェアを選ぶ必要があります。
CADを導入すれば、設計プロセスが効率的かつ効果的に行えるでしょう。
CADオペレーターの役割
CADオペレーターは、設計者やデザイナーの指示を受けて、CADソフトウェアで図面を作成することがおもな役割です。
一般的には設計業務のアシストとみなされることが多く、 CADオペレーター自身が設計をするケースはあまりありません。
設計者が考えたラフ図から設計内容を正確に読み取らなければならないため、CADの操作方法に精通するだけでなく、製図に関する知識や設計に関する知識が求められます。
CADオペレーターは、コンピューターにずっと向き合って仕事をするため、一人でする仕事と思われがちですが、コミュニケーション力も重要です。
設計者やデザイナーが設計した内容を正確に把握するために、コミュニケーション力が求められます。
コミュニケーション力がないと正確な情報を読み取れず、正しい製図ができません。
CADオペレーターが活躍する業界
CADはさまざまな分野で使用されており、建築・機械工学・電気工学・航空宇宙・自動車設計・プロダクトデザインなど、多岐にわたります。
これらは、おもに以下の業界で必要とされるものです。
- 建築・土木
- 自動車・航空
- 機械
- 家電
- 家具・インテリア
- 福祉
- アパレル
- ジュエリー
これらの業界のうち、特に、建築・土木でのCADオペレーターの需要が高くなっています。
CADオペレーターは、建築事務所を中心に、建設コンサルタント・ゼネコン・サブコン・建材メーカーなどで働く人が多いです。
建築系以外であれば、機械整備・家電・電子部品・家具・アパレルなどのメーカーやデザイン事務所で働くCADオペレーターもいます。
CADオペレーターはCADを利用してさまざまな業界で活躍している
ここまで、CADオペレーターの概要を見てきました。
CADオペレーターは、設計者やデザイナーが作成した設計書をもとに、CADソフトウェアを利用して2D平面や3Dモデルの製図をする技術者です。
さまざまな業界でCADの知識やスキルを活用して、CADオペレーターは活躍しています。
次に、CADオペレーターとCADエンジニアの違いをみていきます。
CADオペレーターとCADエンジニアの違い
しーそー
CADオペレーターと似たような言葉に、CADエンジニアがありますが、これらの違いはなんでしょうか。
どちらもCADに関する役割を持ちながらも、その責務や求められるスキルに違いがあります。
以下、その違いを簡単に表にまとめてみました。
職種 | CADオペレーター | CADエンジニア |
---|---|---|
責任範囲 | 設計者やエンジニアの指示に基づいてCADで図面を作成する | CADで設計を行うだけでなく、設計の概念から実装に至るまで、プロセス全体を管理する |
求められるスキル | CADソフトウェアの基本的な 操作や製図のスキル | CADを利用した、設計に関するより高度で専門的なスキル |
CADエンジニアは、CADオペレーターよりも、より高度なスキルや知識が求められます。
これらのスキルや知識を活用して、設計だけでなく、設計自体のプロセス全体を管理する必要があります。
このように、CADオペレーターはCADソフトウェアを使用しての製図がおもな仕事ですが、 CADエンジニアはより高度で包括的に設計プロセス全体を管理するという違いがあります。
次に、CADオペレーターのおもな仕事内容をみていきます。
CADオペレーターのおもな仕事内容
しーそー
ここでは、CADオペレーターのおもな仕事内容を、以下3つの項目に分けて解説します。
- CADソフトウェアを使った正確な図面の作成
- 既存の図面の修正
- 設計情報の入力やデータ管理
それぞれみていきましょう。
CADソフトウェアを使った正確な図面の作成
CADソフトウェアを使った正確な図面の作成は、CADオペレーターの仕事内容の一つです。
設計者やデザイナーからラフ図などを受け取り、その内容を正確に読み取って、CADソフトウェアで図面におこす必要があります。
正確な図面を作成するためには、ラフ図から正確な情報を読み取る必要があります。
このため、CADソフトウェアの操作知識だけでなく、製図の知識も必要です。
ほかにも、設計者やデザイナーから正確な情報を引き出すための、コミュニケーション力も必要となるでしょう。
既存の図面の修正
CADオペレーターは、既存の図面の修正があった場合に、対応する必要があります。
プロジェクトの進行にともなって、設計に変更が生じる場合は多いです。
このような場合、CADオペレーターはその変更に応じて、作成した図面の修正を行います。
この時も、図面の作成のときと同様に、設計者やデザイナーから正確な情報を引き出す必要があるでしょう。
設計情報の入力やデータ管理
設計情報の入力やデータ管理も、CADオペレーターの仕事内容の一つです。
CADソフトウェアで作成される図面は、デジタル形式となるため、各種設計情報を入力する必要があります。
大規模なプロジェクトでは、CADオペレーターは大量のデータを扱うために、プロジェクトファイルを整理することが必要です。
整理されたプロジェクトファイルは必要な場所に格納され、適切に保守されるよう、データ管理を行うことが求められます。
CADソフトウェアを活用した図面作成とそのデータ管理が求められる
ここまで、CADオペレーターのおもな仕事内容をみてきました。
CADオペレーターは、CADソフトウェアを活用して図面作成を行い、その作成したデータの管理がおもな仕事内容です。
ほかにも、正しい製図を行うために、設計者やデザイナーとのコミュニケーションも仕事内容に含まれます。
次に、CADオペレーターの平均年収をみていきます。
CADオペレーターの平均年収は439万円
しーそー
ここでは、CADオペレーターの平均年収を、正社員とフリーランスに分けて解説します。
- 正社員の平均年収は439万円
- フリーランスの平均単価は53.3万円|年収換算で639.6万円
それぞれみていきましょう。
正社員の平均年収は439万円
大手求人サイトの求人から、CADオペレーターで正社員で働ける求人をいくつかピックアップし、その平均年収を算出しました。
CADオペレーターの正社員の平均年収は、439万円となりました。
なお、執筆時点での算出結果であるため掲載時点のものとは異なる可能性があること、ご了承ください。
CADオペレーターの平均年収は、一般の労働者の平均年収が370万円であることをみると、高水準であるといえるでしょう。
ちなみに、同調査によるとCADエンジニアの平均年収は、建築設計技術者で586万円となっています。
CADエンジニアはCADオペレーターの平均年収より高収入ですが、その分、より高度な知識やスキルが求められるでしょう。
フリーランスの平均単価は53.3万円|年収換算で639.6万円
フリーランスの大手求人サイトから、CADオペレーターの求人をいくつかピックアップし、その平均年収を算出しました。
CADオペレーターのフリーランスの平均年収は、53.3万円で週5勤務で12ヶ月働いたとして年収換算すると、639.6万円となりました。
なお、執筆時点での算出結果であるため掲載時点のものとは異なる可能性があること、ご了承ください。
この結果は、正社員のCADオペレーターや一般の労働者と比べても高水準です。
フリーランスの場合は正社員と違って決められた仕事はなく、自身が求人を選んで仕事をするため、こなした数だけ年収もアップするでしょう。
CADオペレーターの平均年収は一般の労働者よりも高水準
ここまで、CADオペレーターの平均年収をみてきました。
CADオペレーターの平均年収は、正社員で439万円で、一般の労働者よりも高水準です。
CADオペレーターは、独学で未経験からでも転職できる職種であるため、挑戦してみるのもよいでしょう。
次に、CADオペレーターの将来性をみていきます。
CADオペレーターの将来性は業務範囲やレベルで異なる
しーそー
CADオペレーターの将来性は、自身が携わる業務範囲や業務レベルによって異なります。
CADオペレーターは「AIに代替される仕事」の候補にあげられることがあります。
これは、CADの操作は機械的なことが多く、AIで代替できる部分が多いためです。
しかしながら、CADオペレーター作業の中にはAIでは代替しにくい業務も含まれているため、CADオペレーターの作業自体がなくなる可能性は低いでしょう。
このような状況から、CADオペレーターの将来性は、業務範囲や業務レベルによって変わっていく可能性があります。
これからのCADオペレーターは、AIが対応できないような高度なスキルや知識が求められる可能性があるため、簡単な作業ができるだけでは活躍が難しくなってくるでしょう。
次に、CADオペレーターの魅力をみていきます。
CADオペレーターの3つの魅力(メリット)
しーそー
ここでは、CADオペレーターの、以下3つの魅力を解説します。
- 製図した設計が形になるやりがい
- 多様な業界で需要がある
- リモートワークやフレキシブルな勤務が可能な職場も
それぞれみていきましょう。
製図した設計が形になるやりがい
製図した設計が形になるやりがいがあるのは、CADオペレーターの魅力の一つです。
CADオペレーターは、設計者やデザイナーが作成したラフ図などを、CADソフトウェアで図面を作成します。
作成した図面から、建築業界であれば一軒家などの建物、アパレル業界であれば洋服などが作成できます。
このように、製図した設計が形になることは達成感を得られ、やりがいにもつながるでしょう。
多様な業界で需要がある
CADオペレーターは、多様な業界で需要がある職種です。
先述したように、建築・土木業界をはじめ、さまざまな業界でCADオペレーターの需要は高まっています。
このため、CADオペレーターに転職できれば、多様な業界の経験を得られるでしょう。
ただし、携わる業界によって求められる知識やスキルが異なる点に注意が必要です。
リモートワークやフレキシブルな勤務が可能な職場も
最近では、リモートワークやフレキシブルな勤務が可能な職場が増えてきたのが、CADオペレーターの魅力の一つです。
CADオペレーターは、おもにコンピューターと向き合っての作業が多いため、リモートワークでの仕事が可能です。
このため、職場によっては、リモートワークを可能としている職場もあります。
CADオペレーターは、正社員だけでなく、派遣社員・パート・アルバイトでの働き方もできます。
特に、パートやアルバイトでCADオペレーターとして働ければ、仕事の時間を自由に選択可能です。
たとえば、家事や育児をしながらCADオペレーターの仕事をしたり、本業とは別に副業でCADオペレーターの仕事をしたりなどです。
このように、フレキシブルな勤務が可能な点もCADオペレーターの魅力の一つでしょう。
製図したものが形になることにやりがいを感じられる
ここまで、CADオペレーターの魅力をみてきました。
CADオペレーターの仕事は、設計者やデザイナーが設計したラフ図などから、図面を作成することがおもな仕事内容です。
この作成した図面が、実際に形になることは、自身のやりがいにつながるでしょう。
ほかにも、さまざまな業界の経験が得られることも、CADオペレーターの魅力の一つです。
また、これまでCADオペレーターとして働いたことがない人が、自由な時間で働けることも魅力の一つであるといえるでしょう。
次に、CADオペレーターの厳しさをみていきます。
CADオペレーターの3つの厳しさ(デメリット)
しーそー
ここでは、CADオペレーターの以下3つの厳しさを解説します。
- 細かな作業が多い
- 長時間のデスクワーク
- 締切のプレッシャー
それぞれみていきましょう。
細かな作業が多い
CADオペレーターは、細かな作業が多い点がデメリットです。
設計者やデザイナーからラフ図などを引き受け、そこから正確に内容を読み取りCADソフトウェアで製図していきます。
この作業には、正確性と精密性が求められ、これらが満たされていない図面は、正しい図面にはなりません。
正確性や精密性が求められる作業は、細かな作業となることが多く、正確で精密な作業が苦手な人には厳しい作業となるでしょう。
長時間のデスクワーク
CADオペレーターには、長時間のデスクワークが強いられることが多いです。
CADソフトウェアを用いて行う製図作業は、細かな作業が多く、長時間のデスクワークとなりがちです。
長時間のデスクワークとなるため、集中力を継続して作業できることが求められます。
集中力が続かない人は、注意が散漫となって、正確な図面を作成できないでしょう。
また、長時間のデスクワークで体調を崩すことも懸念されます。
長時間のデスクワークに耐えられない人にとっては、CADオペレーターは厳しいでしょう。
締切のプレッシャー
締切のプレッシャーがあるのは、CADオペレーターのデメリットの一つです。
CADオペレーターは、設計者やデザイナーが作成したラフ図から製図を行いますが、納期を守らなければなりません。
一方で、精密で正確な作業が求められるCADソフトウェアでの操作は、細かな作業が多く時間がかかります。
納期と品質が求められる、CADオペレーターの作業はプレッシャー多いです。
プレッシャーに打ち勝てる強い精神力がなければ、CADオペレーターとして活躍するのは厳しいでしょう。
細かな作業で長時間のデスクワークとなることが多くプレッシャーもある
ここまで、CADオペレーターの厳しさをみてきました。
CADオペレーターは、細かな作業で、正確で精密な図面の作成が求められます。
このため、長時間のデスクワークとなる場合が多く、厳しい作業となります。
作成する図面は納期が決められているため、細かな作業とあいまってプレッシャーも強くなるでしょう。
次に、CADオペレーターに求められる知識・スキル・資質をみていきます。
CADオペレーターに求められる知識・スキル・資質
しーそー
ここでは、CADオペレーターに求められる知識・スキル・資質を、それぞれ以下の項目に分けてみていきます。
- 【知識】製図の知識
- 【知識】CADソフトウェアの設定や操作の知識
- 【スキル】建築家・エンジニアなど関係者とのコミュニケーション力
- 【資質】正確な図面作成のための細部への注意力
それぞれみていきましょう。
【知識】製図の知識
CADオペレーターには、製図の知識が求められます。
求められる知識には、たとえば、以下のようなものがあります。
- 平面を立体でイメージしたり逆に立体を平面で捉えられる
- 2Dの図面や3Dのモデルの理解
- 図面を正確に読み取れる
このような知識のほかに、空間認識能力が高ければ、製図で役立つでしょう。
【知識】CADソフトウェアの設定や操作の知識
CADソフトウェアの設定や操作の知識は、CADオペレーターに必要な知識です。
CADソフトウェアは、独学で学ぶことができ、未経験からでもCADオペレーターに転職が可能です。
このように学習しやすいCADソフトウェアですが、常に最新の情報を取得しておく必要があります。
使用するCADソフトウェアの更新内容や修正内容を把握しておかなければ、正しくCADソフトウェアを使えないでしょう。
【スキル】建築家・エンジニアなど関係者とのコミュニケーション力
CADオペレーターには、建築家・エンジニアなど関係者とのコミュニケーション力が求められます。
コンピューターと長時間向き合って製図を行うCADオペレーターには、コミュニケーション力は不要であると思う人もいるでしょう。
しかしながら、建築家やエンジニアなどから渡される、ラフ図などの設計書を正確に読み取るためにはコミュニケーションが必要です。
このような人たちから渡された設計書を正しく読み取れなければ、図面を正しく作成できないでしょう。
【資質】正確な図面作成のための細部への注意力
正確な図面作成のための細部への注意力が、CADオペレーターには求められます。
ラフ図などの設計書から作成する図面は、正確で精密なものでなければなりません。
このような図面を作成するためには、細部への注意力が必要です。
細部への注意力がなければ、正しい図面を作成できず、CADオペレーターとして活躍するのは難しいでしょう。
製図の知識だけでなくコミュニケーション力や注意力も求められる
ここまで、CADオペレーターに求められる知識・スキル・資質をみてきました。
CADオペレーターには、製図の知識だけでなく、コミュニケーション力や注意力も求められます。
知識は独学などで習得できますが、コミュニケーション力や注意力は日頃の努力も必要となるでしょう。
CADオペレーターの知識やスキルに関しては、以下の記事も参考になります。
CADオペレーターに向いてる人は?必要な知識やスキルも解説!
CADオペレーターとして活躍したいと考える人の中には「向いているのはどんな人?」と思う人もいるでしょう。本記事では、CADオペレーターに向い
次に、CADオペレーターのキャリアアップに役立つ資格をみていきます。
CADオペレーターのキャリアアップに役立つ資格3選
しーそー
ここでは、CADオペレーターのキャリアアップに役立つ資格を3つ解説します。
- CAD利用技術者試験
- 建築CAD検定試験
- CADデザインマスター資格認定試験
それぞれみていきましょう。
CAD利用技術者試験
試験概要 | はじめてCADを学ぶ人から現役のCADオペレーターまで、さまざまなレベルのCADオペレーターに有益な資格。 試験には、「2次元CAD利用技術者」と「3次元CAD利用技術者」があり、それぞれ試験の内容や用意されている級が異なる。 |
---|---|
難易度 | さまざまなレベルのCADオペレーターに合わせた受験が可能 |
おすすめな人 | CADオペレーターが未経験な人 |
資格取得でできること | 自身の目指す業界にあった資格取得が必要 |
CAD利用者技術者試験は、CADオペレーターへの転職を有利にするためのおすすめな資格のひとつです。
「2次元CAD利用技術者」と「3次元CAD利用技術者」があり、それぞれ試験の内容や用意されている級が異なるのが特徴です。
どちらの資格も転職に有利な資格ですが、製造業やアパレル関係などの、CADで3Dモデルを作図する人は3次元CAD利用技術者の取得をおすすめします。
建築CAD検定試験
試験概要 | 建築の分野にフォーカスした資格で、CADオペレーターの転職を有利に進められる資格のひとつ |
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難易度 | 準一級から3級までのレベルがあり、高校生の団体受験でのみ取得可能な4級を加えると、全4段階の級に分かれている試験 |
おすすめな人 | 建築業界でCADオペレーターとして活躍したいと考えている人 |
資格取得でできること | 建築業界でのCADオペレーターへの転職に有利 |
建築CAD検定試験は、建築の分野にフォーカスした資格で、CADオペレーターの転職を有利に進められる資格のひとつです。
受験資格は特にないため、いずれの級も誰でも受験可能です。
すでにCADソフトウェアに精通していて自信がある人は、2級の過去問題集にチャレンジして自身の実力をはかるとよいでしょう。
CADデザインマスター資格認定試験
試験概要 | 日本デザインプランナー協会が主催する検定試験で、AutoCADやJWCADを多方面の業務で扱えるよう、より的確にCAD技術を身につけることを目標としている |
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難易度 | 合格率30%程度 |
おすすめな人 | さまざまな業界で CADオペレーターとして活躍したい人 |
資格取得でできること | 一定レベル以上のCADのスキルや知識を証明できる |
CADデザインマスター資格認定試験は、日本デザインプランナー協会(JDP)が主催する、在宅でも受験できる資格試験です。
ジャンルは土木・建築・機械・電気・設備など多岐にわたるため、幅広い分野の学習が必要ですが、これら方面で活躍したい人におすすめの試験です。
自身の目的にあった資格を選ぶのがポイント
ここまで、CADオペレーターのキャリアアップに役立つ資格をみてきました。
それぞれの資格には特徴があり、特定の業界の知識やスキルが求められる場合があります。
自身がどのような業界でCADオペレーターとして活躍したいかで、どの試験を受けるか検討するとよいでしょう。
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まとめ|CADオペレーターは製図したものが形になることでやりがいを感じられる職種
しーそー
今回は、CADオペレーターに関して、以下のことがわかりました。
- CADオペレーターは建築・土木を中心に、さまざまな業界で活躍している
- CADソフトウェアを活用した図面作成とそのデータ管理が求められる
- CADオペレーターの平均年収は439万円
- CADオペレーターの将来性は業務範囲やレベルで異なる
- CADオペレーターは製図したものが形になることにやりがいを感じられる職種
CADオペレーターは、CADを利用してさまざまな業界で活躍している職種です。
平均年収は439万円で、一般の労働者の平均年収よりも高水準です。
CADオペレータの将来性は、業務範囲やレベルで異なり、スキルアップなしでは活躍できないでしょう。
また、製図したものが形になることは、仕事のやりがいを感じてモチベーションの継続にもつながります。
CADオペレーターは未経験でもなれるので、興味が湧いた方はぜひチャレンジしてみてください。
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