railsエンジニアの仕事内容とは?年収相場や転職事情について解説

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railsとはプログラミング言語のRubyのフレームワークである「Ruby on Rails」のことを指します。Ruby on RailsはWebアプリケーションを効率的に開発するフレームワークとしてSNSやECサイトの開発など幅広く活用されています。

本記事ではrailsエンジニアの仕事内容や収入・転職事情を紹介しているので、railsエンジニアとしての今後のキャリアを考える参考にしてください。

  • 【この記事を読んでわかること】
  • Ruby on Railsは、少ない開発工数で開発できるためスタートアップ企業やベンチャー企業でも人気がある
  • railsエンジニアの正社員の年収相場は約651万円と高い
  • Ruby on Railsで開発されたWebアプリケーションは多く、保守運用案件も多い

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railsエンジニアの仕事を知る

railsエンジニアの業務範囲

railsエンジニアへの転職を考える上で、その仕事を詳しく理解することはとても重要です。
こちらでは、以下の観点でrailsエンジニアについて解説しています。解説を元に、railsエンジニアに関する理解を深めましょう。

  • Webエンジニア内でのrailsの立ち位置
  • 役割と業務範囲
  • 求められるスキル

それぞれ詳しく解説します。

Webエンジニア内でのrailsの立ち位置

railsエンジニアはWebエンジニア内において、主にWebサービスの開発に携わるエンジニアです。Rubyエンジニアや同じくWebサービス開発案件の多い、PHPエンジニアとも比較されることがあります。

こちらでは、railsエンジニアのWebエンジニア内での立ち位置を理解するために、Rubyエンジニアの特徴や、PHPエンジニアとの違いについて解説していきます。

railsエンジニアとは

railsエンジニアとは、プログラミング言語であるRubyのフレームワークの1つである「Ruby on Rails」で開発を行うソフトウェアエンジニアのことです。

Ruby on Railsには、アプリケーション開発におけるデザインパターンの1つであるMVCというデザインパターンが取り入れられています。MCVとは、アプリケーション開発をModel、View、Controllerの3つの要素に分割して構成することで、メンテナンス性の高いシステム開発ができることが魅力です。

汎用性の高いフレームワークとして、Webサービスの効率的な開発に役立ちます。railsは少ない工数で大きなシステム開発ができるため、ベンチャー企業などでも人気です。

PHPエンジニアとRubyエンジニアの違い

PHPとRubyはWebサービスの開発によく使われることから、比較されることが多いです。

PHPは、Web開発に特化したプログラミング言語として汎用性が高く、習得難易度も低いため、PHPエンジニアの人数や案件数が多いことが特徴です。簡単にコードが書けてしまうため、チームで開発する場合は、開発ルールの徹底をしないとバグが発生しやすくなります。

Rubyは、PHPほどではないですが習得難易度が低く、コーディングルールが明確で、短いコーディングで開発ができることが特徴です。また利用されるフレームワークのほとんどが「Ruby on Rails」となるため、チームで開発する際にスムーズに進めやすいです。

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Rubyエンジニアとrailsエンジニアの違い

RubyエンジニアはRuby全般を活用した開発を行うのに対して、railsエンジニアはRubyのフレームワークである「Ruby on Rails」を活用して開発を行うエンジニアです。使用しているプログラミング言語は同じRubyのため、大きな違いはありませんが、「Ruby on Rails」を用いた開発の求人などでは、railsエンジニアが求められる場合があります。

railsエンジニアの役割と業務範囲

railsエンジニアは、RubyのフレームワークであるRuby on Railsを利用してWeb開発を中心に行います。具体的な役割や業務範囲として以下があげられます。

  • Webアプリケーションの設計・開発
  • バグ修正・保守
  • サーバーサイド開発
  • コードレビュー・品質管理
  • 技術調査・研究

それぞれ詳しく見ていきましょう。

Webアプリケーションの設計・開発

railsエンジニアは、主にWebアプリケーションの設計や開発を行います。Ruby on Railsはオープンソースのアプリケーションフレームワークで、Webアプリケーション全般をより手軽に開発できるように設計されていることが特徴です。例えばECサイトやSNS、CRMツールなどのアプリケーション開発などの案件がrailsエンジニアの役割に含まれます。

バグ修正・保守

railsエンジニアは、既存のWebアプリケーションのバグ修正や・保守なども役割に含まれます。アプリケーション開発においてバグ修正は必須です。それはコーディングルールが明確なRuby on Railsにおいても例外ではありません。またルールが明確なため、アプリケーションの定期的なメンテナンスやアップデートに対応しやすく、保守案件も充実しています。

サーバーサイド開発

Webアプリケーションのサーバーサイド開発もrailsエンジニアの役割の1つです。サーバーサイド開発は、Webアプリケーションサービス全体に関わるデータベースの設計や開発を行います。Ruby on Railsにはサーバーサイド開発におけるオブジェクトとデータベースのマッピングを行うORM(Object Relational Mapping)のActiveRecordライブラリが付属されており、データベース開発を効率よくしてくれます。

コードレビュー・品質管理

rails エンジニアの案件は、Rubyのコーディングルールが明確な性質上、チームで行う開発案件が多いです。そのため他のエンジニアが書いたコードのレビューもrails エンジニアの業務範囲となります。

品質管理としてコードの品質やテストの品質、セキュリティの品質管理も行います。コードの品質を保つために開発プロジェクトのコーディング規約を決めたり、テストコードを作成したりすることが特徴です。

Ruby on Railsにはセキュリティを保つためのメソッドがありますが、導入するだけではセキュリティが保てないため、rails エンジニアはセキュリティ品質を管理するためにアプリケーションを常に最新の状態で保つ必要があります。

技術調査・研究

Ruby on Railsはオープンフレームワークのため定期的にアップデートがされています。最新バージョンによっては、更新前に修正を行わないと、アプリケーションが動かない事態に繋がるため、Ruby on Railsのアップデートがある場合はツールを修正しなくてはいけません。

定期的にアップデートがあるため、常に最新の技術調査を行い、担当している案件にどのような影響があるのか研究する必要があります。またWebアプリケーションの品質向上のために、Ruby on Railsのライブラリや最新技術を研究することも重要です。

railsエンジニアに求められるスキル

こちらではrailsエンジニアに求められるスキルとして、以下の4つのスキルについて紹介していきます。

  • railsのプログラミングスキル
  • その他WEBサイト、WEBアプリケーション開発スキル
  • OSやデータベースの知識
  • コミュニケーション能力

それぞれ詳しく見ていきましょう。

railsのプログラミングスキル

railsエンジニアをするうえでRubyの基礎知識やRuby on Railsのプログラミングスキルは求められるスキルの1つです。特にRuby on Railsは短いコードで開発できることやコーディングルールが明確なことが特徴なので、Ruby on Railsへの習熟度がコードの品質にも出やすくなります。そのため、railsエンジニアを目指すうえでRubyやRuby on Railsのプログラミングスキルは必要不可欠です。

その他Webサイト、Webアプリケーション開発スキル

railsエンジニアの開発案件において、その他Webサイト、Webアプリケーション開発スキルも求められます。WebサイトやWebアプリケーションの外観を作成するためには、HTMLやCSS、JavaScriptなどのプログラミングスキルが必要です。またRuby on RailsはJavaとの連携が可能なため、案件でRuby on RailsスキルだけでなくJavaのスキルも求められる場合があります。

OSやデータベースの知識

railsエンジニアの案件にはデータベースなどを扱うサーバーサイド開発も含まれます。そのためデータベースに関する知識が求められます。具体的には、リレーショナルデータベースやSQL、テーブルの設計などへの理解が必要です。またWebアプリケーション開発では、OS毎に対応した開発が必要になるため、Linux、macOS、WindowsなどのOSに対する知識も求められます。

コミュニケーション能力

コミュニケーション能力はrailsエンジニアに限らず、ほとんどの職業で求められるスキルです。エンジニアにはコミュニケーション能力は必要ないと考える人も少なくありません。しかしRuby on Railsを使った開発案件の多くがチーム開発案件のため、開発チーム内でのすり合わせが重要になります。そのためrailsエンジニアにはコミュニケーション能力が必要不可欠と言えるでしょう。

railsエンジニアの気になる収入事情

Railsエンジニアの年収相場

railsエンジニアへ転職を考える際に、収入事情を理解することは重要です。正社員やフリーランス、未経験者の収入相場を理解して、今後の転職先を選ぶ際の基準にしましょう。また収入事情を理解することで、railsエンジニアになった後のロードマップを考える際にもより現実的に考えることができます。

こちらではrailsエンジニアの収入事情として、正社員、フリーランス、未経験の収入相場を紹介していきます。

正社員railsエンジニアの年収相場は約651万円

正社員のrailsエンジニアの年収相場は、求人検索エンジンの求人ボックスによると全国平均年収が約651万円(2023年2月現在)となっています。比較的高い平均年収ですが、個人のキャリアやスキル、資格なども年収に大きく影響します。

案件によってはRuby on Rails以外にもHTMLやCSS、JavaScriptなどが求められる場合があるため、railsエンジニアとして収入アップを目指す場合は、スキルや実績を積むことが必要です。

参考:求人ボックス|Ruby on Railsの求人情報

フリーランスrailsエンジニアの月収相場は約73万円

フリーランスrailsエンジニアの月収相場は、フリーランスエンジニア向け求人・案件サイトのフリーランススタートによると2023年2月時点で72.7万円となっています。こちらはフリーランス案件の月額平均単価となるため、フリーランスrailsエンジニア案件は高めに設定されている案件が多いです。

また、フリーランスrailsエンジニアの場合、案件の単価によっては高額なものもあるため、月収相場以上の収入も可能です。フリーランススタートではフリーランスrailsエンジニアで最高単価200万円の案件もあります。案件単価によっても大きく変動しますが、上手く案件受注ができると正社員Rubyエンジニアよりも高い年収を稼ぐことが可能です。

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▼案件例
・サーバーサイドエンジニア:900,000円/月
【募集内容】分析基盤構築における課題解決SaaS
・サーバーサイドエンジニア:650,000円/月
【募集内容】Web開発・運用
会員登録で非公開・新着案件も紹介可能です。

未経験のrailsエンジニアの年収相場は350万円から450万円

未経験でrailsエンジニアになる場合年収相場は、正社員やフリーランスの相場から推測して350万円から450万円程度です。就職先や、転職前の実績、地域などによっても年収が前後します。

前述の正社員や、フリーランスの年収相場と比較しても半分ほどの金額ですが、経験をつみ実績を積んだり、独学やスクールなどでスキルを身につけることで年収アップは可能です。未経験からrailsエンジニアを目指す場合は、スキルや実績を積んで自身の市場価値を高めるようにしましょう。

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railsエンジニアとしての収入水準を知るためには

railsエンジニアとしての収入水準を知る方法はいくつかあります。比較的実践に移しやすいのが、求人情報や転職サイトのrailsエンジニアの平均収入を確認することです。

その他にも、プロフェッショナルサービスや人材紹介会社の専門のコンサルタントのサービスを活用すると、自分にあった仕事を紹介してくれるだけでなく、収入水準に関してもアドバイスをくれます。一般には公表していない収入水準もこれらのサービスを活用すれば知ることが可能です。

弊社サービス「エイジレスフリーランス」では収入水準の相談も受け付けています。 エイジレスフリーランスは、年齢不問の求人のみを扱い、キャリアコンサルタントが一人ひとりの経験やスキルに合わせて企業・案件を紹介するサービスです。

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railsエンジニアのキャリアを考える

Railsエンジニアキャリアアップの手段

railsエンジニアになった場合のキャリアについて考えることは、railsエンジニアになるべきか決めるうえで重要な要素の1つです。railsエンジニアのキャリアとしてどんな働き方があるのか、キャリアアップの手段、技術の磨き方、転職ノウハウについて紹介していきます。

railsエンジニアの多様な働き方

railsエンジニアは、企業に就職して会社員として働く方法と、フリーランスrailsエンジニアとして働く方法の2つに大きく分けられます。会社員のrailsエンジニアは、自社や出向先顧客企業でフルタイムで働く場合が多いです。また、昨今は働き方改革の影響で、リモートワークが取り入れられている場合があります。

フリーランスrailsエンジニアの場合は、クラウドソーシングサービスやエージェントサービスを利用して案件を受注することが多いため、基本的にリモートワークが中心ですが、場合によっては出社もあります。働き方改革で多様な働き方が推奨されており、中には副業が解禁された企業もあるため、自分がどんな働き方をしたいか考えることが重要です。

railsエンジニアがキャリアアップする手段

キャリアアップのために、railsエンジニアを選択した人は少なくないでしょう。こちらでは、railsエンジニアになった後のキャリアアップする手段について紹介していきます。

railsエンジニアからのキャリアアップ先として「リードエンジニア」、「プロジェクトマネージャー」、「スペシャリスト」、「マルチエンジニア」などがあげられます。railsエンジニアがキャリアアップするための主な手段は以下の通りです。

  • rails関連資格を取得する
  • マネジメントスキルを磨く
  • その他プログラミング言語を学習する

それぞれ詳しく解説します。

rails関連資格を取得する

railsエンジニアがキャリアアップする上で、目に見える実績として提示しやすいのがrails関連資格を取得することです。rails関連資格として、Rails技術者認定試験があります。この試験はRuby on Railsに関する専門知識がどれだけあるかを評価します。Rails技術者認定試験は難易度がブロンズ、ベーシック、シルバーの3つに分けられていることが特徴です。これらを取得することで、Ruby on Railsに対する理解度の深さをアピールすることができます。

マネジメントスキルを磨く

railsエンジニアがキャリアアップする上で、マネジメントスキルを磨くことはとても重要です。Ruby on Railsの開発は基本チームによる分業制が多いため、マネジメントスキルを磨くことはチーム全体の進捗を把握し、開発を進めるためにスケジュールを立てることができます。そのため、特に開発チームをけん引するリードエンジニアやプロジェクトマネージャーを目指す場合は必須のスキルです。

その他プログラミング言語を学習する

Ruby on Railsの開発では、開発するWebアプリケーションの外観開発のためのHTMLやCSS、JavaScriptなどの知識が必要になります。またRuby on RailsはJavaとの連携ができるためrailsエンジニアとしてさらに成長する上で重要です。

その他のプログラミング言語に関しても、今後マルチエンジニアを目指す場合に役に立つため学習しておくと良いでしょう。

おすすめのプログラミングスクール

「ITスキルを身につけて年収をあげたい」とお考えなら、プログラミングスクールがおすすめです。
プログラミングスクールでは、将来の転職を見据えて実践的なカリキュラムや、転職活動のサポートも行っています。

現在は多くのプログラミングスクールがありますが、迷ったらコースが豊富な『DMM WEBCAMP 』を選ぶと良いでしょう。

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  • コースが豊富で自分の目的にあった学習を選びやすい
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未経験のrailsエンジニアが技術を磨く方法

比較的初心者でも習得しやすいRuby on Railsですが、未経験から始める場合、ある程度の習熟度が必要です。またRuby on RailsはRubyの構文を基にしたフレームワークのため、Rubyの知識も重要です。未経験から案件を取得するためにも、railsエンジニアとしての技術を磨く必要があります。

未経験のrailsエンジニアが技術を磨く方法として以下の方法があげられます。

  • 本で学習する
  • 学習サイトを利用
  • サンプルプログラムの模写

それぞれ詳しく見ていきましょう。

本で学習する

技術書などは、プロのエンジニアが監修のもと、体系的にRuby on Railsの知識をまとめられています。そのため情報の信憑性が高いことがメリットです。ただし、本で学習する場合は、内容やレベルにばらつきがある場合も多いため、自分に合った本を選ぶ必要があります。

またRuby on Railsは定期的にバージョンアップするため、その内容次第で、今のバージョンに合わない内容になる場合があります。Ruby on Railsの公式サイトにてリリースノートが定期的に発表されているので、本で学習する場合は直近でアップデート予定がないか確認しましょう。

学習サイトを利用

学習サイトはRuby on Railsの基礎的な部分を勉強するのに適しており、無料で利用できることがポイントです。有名な学習サイトとしては、RailsチュートリアルやRailsガイドは、基礎的なものだけでなく、定期的なバージョンアップの情報も提供してくれるためおすすめです。

その他にもさまざまなRuby on Rails学習サイトがあるため、自分に合ったサイトを見つけてRuby on Railsの技術を磨きましょう。

参考:Railsチュートリアル
参考:Railsガイド

サンプルプログラムの模写

サンプルプログラムの模写をすることで、Ruby on Railsの実践的な学習が可能になります。座学だけでなく実務レベルでの実践経験を積むことができ、プログラミングの開発手順についても理解できます。

サンプルプログラムは本や学習サイトなどから活用でき、体感的にRuby on Railsの使い方を学ぶことができるため、勉強後にサンプルプログラムの模写をしてみるのもおすすめです。

railsエンジニアの転職ノウハウ

railsエンジニアに転職する際に、何から始めるべきか悩む人は少なくありません。こちらではrailsエンジニアに転職する際のノウハウについて紹介していきます。

ポートフォリオを作成することは、railsエンジニアの転職ノウハウの1つです。ポートフォリオはその人のエンジニアとしてのスキルや経験をアピールするためのもので、必須ではありませんが即戦力を求める転職市場において重要です。そのため転職活動時にポートフォリオを作成しておくとよいでしょう。

ただし、ポートフォリオはスキルや経験をアピールする特性上、その出来次第で逆に不利に働く可能性があります。ポートフォリオがない場合や、ポートフォリオが古くて自信がない場合は、時間をかけてでも作成することがおすすめです。

転職サービスへの登録を行うことも転職ノウハウの1つです。転職サービスに登録すると条件にあった求人を探せるほか、登録情報から、その人にあった求人情報を提案してくれます。そのためさまざまな求人情報を見ることができ、自分に合った職場を探しやすいです。

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railsエンジニアの求人や案件

エンジニアの案件の探し方

railsエンジニアへの転職を考える場合、どんな企業が求人を出しているのか、どんなプロジェクトがあるのかについて理解することも重要です。また、フリーランスrailsエンジニアを目指す場合の業務委託案件の探し方を理解する必要があります。

こちらではrailsエンジニアを求める企業やRuby on Railsが使われる開発プロジェクト、業務委託案件の探し方について紹介していきます。

railsエンジニアを求める企業

railsエンジニアは、主にWebサービス開発に携わるエンジニアのため、WebサイトやWebアプリケーション開発を行う企業で求められます。種類としては、Webサービスを提供するSaaS企業やECサイト運営企業、SNSを提供する企業などが含まれます。

またRuby on Railsは少人数の開発チームでも効率的にWebアプリケーションを開発することができるため、スタートアップ企業などの小規模な企業においてrailsエンジニアが求められる場合もあります。

railsが使われる開発プロジェクト

Ruby on Railsを用いた開発プロジェクトとして人気なのが、Webアプリケーション開発案件です。こちらでは、Ruby on Railsが実際に使われる開発プロジェクトの一例を紹介していきます。

SNS

SNSやマッチングサービスもrailsが使われるプロジェクトの1つです。ユーザー登録やログイン機能、双方向通信などをRuby on Railsを使うことで未経験でも比較的簡単に実装できます。代表的な例としてTwitterやFacebookなどがあげられます。

ECサイト

Ruby on Railsを用いることでECサイトの開発が可能です。商品の登録や注文機能、決済機能などが実装できます。昨今のデジタル化で、オンラインショップを運営する企業が増えてきました。そのため、Ruby on Railsを用いたECサイトの開発案件や保守・運用案件が多いです。

CMS(コンテンツ管理システム)

ユーザーが記事を投稿できるWordpressのようなCMSの開発もRuby on Railsで行えます。ブログサービスに必要なHTMLやCSSを柔軟に変化させる制御をRubyで実装しやすいことが特徴です。データベースやコンテンツへのアクセス処理を効率化できるため、企業のオウンドメディア開発などで独自開発する際にRuby on Railsが使われる場合があります。

railsエンジニアが業務委託案件を見つける方法

業務委託案件は企業と雇用契約を結ばずに行う案件のため、個人事業主(フリーランス)扱いになることが特徴です。railsエンジニアがフリーランスの案件を見つける方法には主に以下のような方法があります。

  • フリーランスエージェントを利用
  • クラウドソーシングの利用

こちらではrailsエンジニアが業務委託(フリーランス)案件を見つける方法について紹介していきます。

フリーランスエージェントを利用

フリーランスエージェントはフリーランスが対象の案件の紹介から契約交渉まで行うサービスです。エンジニア向けのフリーランスエージェントサービスはさまざまなプログラミング言語の案件を持ち、担当エージェントが希望の案件を紹介してくれます。

フリーランスの場合自分で営業を行い案件を受注する必要がありますが、フリーランスエージェントに自分が提供できるスキルや経験を登録することで、案件の獲得を任せることができます。

弊社では、「エイジレスフリーランス」というエージェントサービスを提供しています。 年齢不問の求人のみを扱い、キャリアコンサルタントが一人ひとりの経験やスキルに合わせて企業・案件を紹介するため、railsエンジニアの案件を探している人はぜひご活用ください。

クラウドソーシングの利用

クラウドソーシングを利用することはrailsエンジニアが業務委託案件を受ける方法の1つです。railsrailsエンジニアの業務委託案件を受注できるクラウドソーシングサービスの代表的なものとして、クラウドワークスやランサーズがあげられます。クラウドソーシングサービスで受注できる案件には未経験でも可能なものが多いため、railsエンジニアに転向を目指している人はクラウドソーシングで案件を受注して実績を作ることがおすすめです。

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railsエンジニアの将来性

Railsエンジニアを目指すメリット

これまで解説してきた通り、Ruby on RailsはWebアプリケーション開発において、高い生産性と汎用性の高さが魅力の開発手法です。汎用性が高く、シンプルなコードで開発ができるため、WebアプリケーションやSNSなど複雑な機能を短いコードで開発できます。

スピーディーな開発ができるため開発工数を削減することができ、そのためスタートアップ企業やベンチャー企業などでも依然Rubyの人気が高く、案件や求人が多く出されています。大規模なWebアプリケーション開発での需要も高いため、今後もrailsエンジニアの需要は高いと言えるでしょう。

今からrailsエンジニアを目指すべき?

前述の通り、Ruby on RailsはWebアプリケーション開発において人気のある開発手法として、多くの企業のWebサービス開発にて採用されています。そのためrailsエンジニアの需要も高く、案件の数も豊富です。

またRuby on Railsは、未経験からでも短期間で習得しやすく、言語としてコミュニティなどの情報源も豊富なため学習しやすいです。フリーランスエンジニアとして業務委託案件を受注することもできるため働き方の幅も広がります。上記以外にもrailsエンジニアを目指すメリットは多く、キャリアアップにも繋がりやすいです。

まとめ

本記事ではrailsエンジニアの年収や仕事内容・転職事情について解説してきました。RubyのフレームワークであるRuby on Railsは汎用性が高く、さまざまなWebアプリケーション開発で活用されています。コーディングルールが明確で、効率的な開発を行えるため今後もrailsエンジニアの需要はなくならないことが推測されます。

またrailsエンジニアは、正社員、フリーランスのどちらも年収水準は高く、案件も幅広く存在しており活躍の場は多いです。railsエンジニアへの転職を考えている人は、今からRuby on Railsの知識やスキルを磨いて実践経験を積み重ねていきましょう。

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執筆者
むらやん
金融機関常駐SEとして、常駐先の社内システム開発に携わっている現職SE。 自社開発案件も含めて、上流から下流までの全工程を経験しました。 金融機関常駐SEとしての経験から、ITや金融商品(株や為替、仮想通貨)などの記事が得意分野。最近では「Move to Earn」アプリを使用して、運動しながら健康的に仮想通貨を稼ぐことにはまっています。