テストエンジニアの年収事情は?|年収を上げる方法について徹底解説

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おいとま

★ライターさんへのフィードバック 記事執筆お疲れさまです! テストエンジニアの仕事内容や年収事情を網羅的にまとめていただき、ありがとうございます。 より記事の品質を高めるうえでの改善提案を、以下の見出しに記載しておりますので、ご確認のうえ対応をお願いいたします! ・導入文 要対応1件 ・H3「テスト結果の評価」「テストの改善提案」 要対応1件 ・H3「テストエンジニアが年収を上げる3つの方法」 要対応1件 以上になります。 よろしくお願いいたします!

テストエンジニアの平均年収は、406万円と言われています。

ソフトウェア開発において最後の砦と言うべき重要な役割を担っているテストエンジニアですが、システムエンジニアに比べるとやや低い印象です。

おいとま

「ソフトウェア開発において最後の砦と言うべき重要な役割を担っているテストエンジニア。」 文章の前後のつながりがよくないので、若干追記していただきたいです。 たとえば、「重要な役割を担っているテストエンジニアだけど、この年収でどうなの?」みたいな流れがいいのかなと思います。

この記事では、テストエンジニアの年収事情やさらに年収を上げる方法について現役20年以上のPMが詳しく解説します。

本記事を読んだテストエンジニアの方で自分の年収が低いと感じたら、一度転職を検討してみるのも良いかもしれません。

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  • 【この記事を読んでわかること】
  • テストエンジニアとは、システム開発において製品の検証や評価などのテスト作業を行うエンジニアである。
  • テストエンジニアの正社員の年収相場は、フリーランスがダントツで、年代別に見ても経験年数に応じて年収が上がっていくことがわかる。
  • テストエンジニアで狙える最高年収は800万円である。
  • テストエンジニアには年収を上げる3つの方法があり、そのためにはおすすめの資格を取得しさらに経験を積んでキャリアアップを目指すべきである。

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テストエンジニアとは

テストエンジニアとは、システム開発において製品の検証や評価などのテスト作業を行うエンジニアです。それでは、テストエンジニアについて具体的に見ていきましょう。

  • テストエンジニアの役割
  • テストエンジニアのおもな仕事内容

それぞれ解説します。

テストエンジニアの役割

テストエンジニアは、開発されたソフトウェアに不具合や欠陥がないかどうかテストによって検証・評価する大事な役割を担っています。

言わばソフトウェア開発のリリース前の最後の砦と言えるでしょう。

そのため、テスト中に開発者の不具合や欠陥を見つけた場合は、開発者から感謝されることも多いです。

では、そのテストエンジニアのおもな仕事内容について、具体的に見ていきましょう。

テストエンジニアのおもな仕事内容

テストエンジニアの仕事内容について見ていく前に、下記の図『ウォータフォールモデルとは』をもとにテストエンジニアが関わる作業工程について見てみましょう。

下記の図のうち、左側が開発者の作業工程になります。

一方で右側がテストエンジニアの作業工程になりますが、基本的には単体テストまでは開発者が対応するケースが多いです。

そして、単体テスト終了後の『システムテスト』と『受入れテスト』がテストエンジニアのおもな作業工程となります。

出典:ウォータフォールモデルとは?|ITトレンド

それではテストエンジニアのおもな仕事内容について、大きく以下の5つが挙げられます。

  • テスト計画
  • テスト設計
  • テスト実施
  • テスト結果の報告
  • テスト結果の分析・評価

それぞれ解説します。

テスト計画

テスト計画の段階では、テスト対象の仕様調査と観点を抽出し、システム開発全体のテスト計画作成を行います。作成にあたり必要に応じて開発者からヒアリングを行いながら、対象機能やテスト範囲などテスト計画にフィードバックします。

また、テスト計画の段階でテスト環境についても準備を進める必要があり、自社で準備できる環境とクライアントから借りる環境を事前に整理して手配が必要です。

テスト設計

テスト設計の段階では、テスト観点やテストパターンやテスト技法を決定し、具体的にテスト内容について設計します。

なお、『システムテスト』の場合は基本設計書、『受入れテスト』の場合は要件定義からテスト観点やテストパターンを抽出するのが一般的です。

そして、テスト設計した内容をテスト仕様書に反映します。

テスト実施

テスト仕様書をもとにテストを実施します。なお、テスト作業のみ切り出し、配属1~2年目の若手エンジニアや再委託先のテスターに依頼することも多いです。

また、『UiPath Test Suite』や『Ranorex』のようなテスト自動化ツールを使って、テストの自動化を導入する企業も増えてきています。

おいとま

以下で「テスト結果の評価」と「テストの改善提案」とありますが… ・テスト結果の評価ではなく「テスト結果の報告」では? ・テストの改善提案ではなく「システムの品質分析と評価」では? また、「テスト結果の評価(報告)」のほうは内容的に問題ないですが、「テストの改善提案(システムの品質分析と評価)」は、言葉足らずで内容が伝わりにくいです。 特に、システムの品質分析と評価は重要です。 テスターがどこまで担当するかにもよりますが、プロジェクトやフェーズ単位で決められたテストの評価基準(バグ密度とかテスト密度と)によって分析と評価を行い、品質が悪いと判断される場合は、開発側にさらなる品質向上を依頼したりすることもあると思います。 システム開発側のメンバーが行う場合は上級SEやPMが担当したりもしますが、受入テストの場合は前述の役割を担うケースもあるのではないでしょうか(オフショア開発とか他ベンダーに請負いで開発してもらったりした場合など)。 事細かに書く必要はないですが、その辺りにも少し踏み込んでまとめていただきたいです。 ※ここはもしかしたら私の認識違いがあるかもしれないので、その際は遠慮なくご意見ください!

テスト結果の報告

テスト結果はプロジェクトの報告ルールに従って、チームリーダーやプロジェクトリーダーに報告します。

なお、不具合や欠陥が発生した場合においても、不具合再現手順や発生条件などその後の分析に必要な情報を整理して報告しなければなりません。

そして開発者による不具合修正後、再テストを実施します。

テスト結果の分析・評価

テスト結果を分析し、その改善点を提案するのもテストエンジニアの重要な役割です。

テスト結果をもとに顧客視点でソフトウェア評価を行い、改善すべき点や何らかの不具合などが見つかった際には、どう改善すべきかどうかも含め分析し開発担当者に改善提案を行います。

以上、テストエンジニアの役割やおもな仕事内容について詳しく解説しました。

次に、テストエンジニアの正社員の年収相場について、見ていきましょう。

テストエンジニアの正社員の年収相場

それでは、以下の属性別に年収相場を見ていきます。

  • 勤務形態別
  • 年代別
  • 都市別

それぞれ解説します。

勤務形態別

勤務形態別でそれぞれ比較してみると、やはりフリーランスがダントツ1位となりました。

そして、続いては正社員、派遣社員、未経験、パート・アルバイトの順で、想定どおりでした。

勤務形態平均年収
正社員573万円
派遣社員420万円
パート・アルバイト234万円
フリーランス820万円
未経験325万円

年代別

次に年代別に比較すると、年代が上がるにつれて平均年収も上がっていくことがわかります。

テストエンジニアの最初はテスターから始まり、年齢を重ねるにつれてテストチームのマネジメントなどの経験を経て、重要なポジションにつくことが年収アップの要因になっているようです。

年代平均年収
20代325万円
30代543万円
40代626万円
50代以上716万円

都市別

次に都市別で比較すると、ご覧のとおりすべて首都圏となっています。

それは、他のどの職種と同様に、地方より首都圏の方が高年収であることと同じであるといえます。

都市平均年収
東京都渋谷区672万円
東京都江東区645万円
神奈川県厚木市629万円
東京都中央区622万円
東京都港区620万円

以上、テストエンジニアの正社員の年収相場について属性別に紹介しました。

次に、テストエンジニアで狙える最高年収案件について見ていきましょう。

テストエンジニアで狙える最高年収の目安は800万円

『求人ボックス』で募集している求人情報から、テストエンジニアで狙える最高年収案件について探ってみましょう。

案件名桜木町・都内/組込製品テストエンジニア
雇用形態正社員
業務内容大手メーカー様の受託案件を中核として、組込制御系(ドライバ、ミドル)、組込アプリ系、携帯アプリ、半導体検査装置など幅広くソフトウェアテストを行っております。
その中で、ご経験・ご志向性を考慮の上、各種システムのテストマネジメント業務、テスト計画、テスト設計、評価をご担当頂きます。
年収目安400~800万円
必須スキル・組込製品でのテスト設計経験が3年以上
・マネジメント経験がある方
案件名「オンラインカジュアル面談実施中!/高定着率」テストエンジニア募集!
雇用形態正社員
業務内容品質保証におけるテスト設計から実施までお願いいたします。
経験と希望を考慮したうえで業務をご担当頂きます。大手メーカーやSIer等、多数の取引先を有していますのであらゆるジャンルの案件からやりたい仕事にチャレンジしましょう。
要件定義・設計・製造・テスト・運用保守まで様々な業務経験を培っていくことが可能です。
年収目安450~650万円
必須スキル高校卒以上 / 経験者のみ募集
テストエンジニア「テスト企画・推進・設計」実務経験5年以上
案件名テストエンジニア/微経験歓迎/在宅・リモートOK/副業OK/土日祝休
雇用形態正社員(未経験)
業務内容◆テスト実行
◆テスト実装
◆テスト環境の構築
◆不具合起票、修正確認
※開発ターゲット例:アプリケーション、Webシステム、カーナビオーディオ、家電、スマートフォン、カメラ、 工業機器など
※テスト業務のアルバイト経験しかない方も歓迎します
年収目安266万5,000円~338万円
必須スキル■学歴不問
■以下のようなマインドおよび経験をお持ちの方(※1年未満でも可)
1.将来、テストエンジニアとしてキャリアアップしていきたいという強い思い
2.何らかのテスト検証業務経験(運用テスト、打鍵、疎通確認、デバック、ゲームテストなどでもOKです)
案件名フリーランス/ベンダー開発大規模 システムテスト各種運用保守エンジニア募集/20~50代活躍中
雇用形態フリーランス
業務内容ベンダー開発大規模システムの障害対応等のシステムテスト各種運用保守改善作業です。ユーザー側の立ち位置のため開発作業はありません。
運用設計,システムテスト等
年収目安720万円
必須スキル・@対面コミュニケーション能力,勤怠,健康が万全で積極的な方
・A上記【内 容】に対応可能なスキル保有者/経験者
・Bwindows他システム基盤系,運用設計等の経験者:5年超
・Dwindows他サーバー,NW関連の知見保有者/経験者
案件名テストエンジニア/システムインテグレータ・ソフトハウス
雇用形態正社員
業務内容・プロジェクトゴールに基づくテスト計画の策定
・システム要件、設計に基づくテストケースの策定
・テスト実施状況の管理
・テスターのマネジメント
・開発チームへのフィードバック
年収目安350~700万円
必須スキルJava、C#、Ruby、Python等なんらかのオブジェクト指向言語での開発経験
案件名テストエンジニア
雇用形態正社員
業務内容当社が手掛けるプロジェクトは、オープン系やゲームアプリ開発、クラウド、仮想化基盤、DBの設計・構築から、AI・ブロックチェーンといった先端技術まで多種多様。
技術力・人材力で高い評価をいただいており、毎月約7800件の新規依頼が届いています。今回は、ゲーム・アプリ・Webシステムの正常稼働、品質を守るテストエンジニアを募集します!
年収目安276~700万円
必須スキル以下「◎」いずれかに該当される方
◎IT業界での何らかの実務経験者
└SEやヘルプデスク、サポート事務、営業など、職種は問いません。
◎独学でも短期間でもアプリの開発経験がある方
└Xcode、Android studioなどを使ったプログラミング経験者
◎何らかの言語でプログラミングができる方
└工程問わず1ヶ月以上の実務経験者
◎コマンドやシェルを用いたコーディング経験がある方
※ただし、「iOSまたはAndroidスマホアプリ」を独学で開発し手元で
動かした経験やリリースなどをしている方は実務がなくても是非ご応募ください。

この中では、案件『桜木町・都内/組込製品テストエンジニア』が800万円の高年収を狙えることがわかります。業務内容を見てみると、テストマネジメント業務も含まれていることから、テスト業務だけでなくマネジメント業務が対応可能になってくると高年収を狙えることが見えてきます。

以上、大手転職サイトでテストエンジニアを募集している求人情報について紹介しました。

次に、テストエンジニアが年収を上げる方法について見ていきましょう。

テストエンジニアが年収を上げる3つの方法

テストエンジニアが年収を上げる方法は、おもに3つあります。

  • QAエンジニア
  • 開発エンジニア
  • プロジェクトマネージャー

おいとま

システムエンジニアでもいいんですが、私がIT業界で見てきた感じだと ・プログラミングに興味がある人はプログラマー→開発エンジニア ・プログラミングが苦手な人、関心が薄い人は上級SE→PL→PM(上流工程やマネジメントに携わるタイプ) ・テストに特化したい人はQAエンジニア に分かれるのかなと思っています。 少し内容で触れられているようにも見えますが、上の3つに分けて選択肢が幅広くあることを示したほうが、テストエンジニアの魅力ややりがいを伝えられやすいと考えています。 再考願います!

それぞれ解説します。

QAエンジニア

テストエンジニアが年収を上げるおすすめな方法1つ目は、QAエンジニアを目指すことです。特にテストや品質に特化した職種を好む人にはおすすめです。

ソフトウェアに不具合や欠陥がないかどうかをテストによって確認するテストエンジニアに対して、QAエンジニアは完成したソフトウェア全体に対して品質保証をミッションとしています。

ソフトウェア全体が仕様に沿った動作をしていることをレビューやテストによって確認し、開発者に問題点をフィードバックすることでソフトウェアの品質を確保します。

開発エンジニア

テストエンジニアが年収を上げるおすすめな方法2つ目は、開発エンジニアを目指すことです。特にプログラミングに興味がある人におすすめです。

開発エンジニアは、ソフトウェアやアプリのシステムの開発設計を行うエンジニアで、担当範囲や作業内容の違いで以下6種類のエンジニアに分類されます。

  • 組み込みエンジニア
  • プログラマー
  • システムエンジニア
  • アプリケーションエンジニア
  • フロントエンジニア
  • サーバーサイドエンジニア

それぞれプログラミング言語も異なるため、どのエンジニアになりたいかどうかによって習得する言語を選択しましょう。

プロジェクトマネージャー

テストエンジニアが年収を上げるおすすめな方法3つ目は、プロジェクトマネージャーを目指すことです。特に上流工程やマネジメントスキルを身につけたい人におすすめです。

新人や若手が入ってきたときは、教育の一環として下流のテスト作業から経験を積んだあと、そのまま上流工程に徐々にシフトしてプログラマーからシステムエンジニアに育てるという流れが一般的です。

その流れと同様に考えると、上流工程の作業に興味がありかつ年収を上げたいと思うテストエンジニアの人は、開発経験を積んでシステムエンジニアを目指すことをおすすめします。

また、さらにシステムエンジニアからプロジェクトリーダーやプロジェクトマネージャーといったマネジメントの方に進めばより高い年収が狙えるでしょう。

おすすめの転職エージェント

転職エージェントは大手1社と、特化型1~2社の活用がおすすめです!

  • 大手:業界や職種にこだわらず自分に合った転職先を幅広く探る
  • 特化型:希望する業界や職種への転職を専門的にサポートしてもらう

さまざまな転職エージェントがありますが、結論として以下から選んでおくと、希望に沿った求人を逃すリスクを軽減できるでしょう。

大手転職エージェント
リクルートエージェント
支援実績No1の総合型。年代や職種を問わずまず登録しておくべきエージェントです。
【公式】https://www.r-agent.com/

特化型エージェント
社内SE転職ナビ
社内SE特化。業界最大級の社内SE求人数を保有しています。
社内SEはホワイトな求人も多いためおすすめです。
【公式】https://se-navi.jp/

ウズカレIT
IT未経験からの転職に特化。就職/転職支援のみならずIT学習のサポートを無料で受けられます。
【公式】https://uzuz-college.jp/

エイジレスエージェント
年齢不問求人/ハイクラス転職に特化。SIer・コンサル・大手SESなどの求人を多数保有しています。
約80%が平均年収150万円アップの実績あり。
【公式】https://agent.ageless.co.jp

テストエンジニアの年収アップに役立つ資格3選

テストエンジニアの年収アップに役立つ資格について、以下3つ挙げました。

  • IT検証技術者認定試験
  • JSTQB認定テスト技術者資格
  • ソフトウェア品質技術者資格認定

それぞれ解説します。

IT検証技術者認定試験

IT検証技術者認定試験(IVEC)は、一般社団法人IT検証産業協会(IVIA)が認定するテストエンジニアの資格試験です。特徴はテストの現場における実務を重視していることです。

なお、下記3つのキャリアレベルごとに実務力を問う記述式試験を設けており、その合格者(認定者)には実際の現場でも安心して仕事が任せられると業界でも高い評価を受けています。

  • エントリーレベル:レベル1・レベル2
  • ミドルレベル:レベル3・レベル4
  • ハイレベル:レベル5
レベル1レベル2レベル3レベル4レベル5
実施期間年2回(5月下旬、11月下旬)
試験時間180分
出題方式PCを使った記述式
難易度合格率:70.3%
※2022年
合格率:67.3%
※2022年
合格率:60.7%
※2022年
合格率:64.3%
※2022年
合格率:22.6%
※2022年
前提資格なしなしレベル2認定者レベル2もしくは3認定者レベル4認定者
受験料19,800円(税込)22,000円(税込)25,300円(税込)
目安勉強時間30時間程度
維持要件IT検証技術者認定試験のレベル1~4の有効期間はありません。
ハイレベル(レベル5)以上は現在検討中となっています。

JSTQB認定テスト技術者資格

JSTQB認定テスト技術者とは、JSTQB(Japan Software Testing Qualifications Board)が主催するシステムテストの技術者を認定するための資格のことです。
「Advanced Level」「Foundation Level」の2つのグレードで実施されます。

Advanced LevelFoundation Level
テストマネージャーテストアナリスト
実施期間不定期
※年1回(8月)開催が多い
不定期
※年1回(2月)開催が多い
約半年に1回(2月中旬、8月下旬)
試験時間180分120分60分
出題方式多岐選択
難易度合格率:33.44%
※2021/8/21時点
合格率:41.6%
※2022/2/12時点
合格率:51.7%
※2022/2/12時点
前提資格Foundation Level合格および実務経験3年以上なし
受験料22,000円(税込)
目安勉強時間約40~60時間約10~30時間
維持要件JSTQB認定テスト技術者資格における有効期限(失効期限)はありません。
能力を認定する試験であり、何らかの権利が与えられる資格とは違うので有効期限はありません。

ソフトウェア品質技術者資格認定

ソフトウェア品質技術者資格試験とは「一般財団法人日本科学技術連盟」が運営・認定を行う民間資格です。ソフトウェア開発に関係するすべてのエンジニアや開発者が対象で、ソフトウェア品質向上の実現を目的とした資格となっています。

資格取得はソフトウェア開発に関係する専門知識の獲得につながり、より高度な仕事を担えるようになるでしょう。

初級中級
実施期間年2回(6月と11月)開催年1回(11月)開催
試験時間60分120分
出題方式選択問題(40問)選択式25問、記述式3種類の出題形式によりあわせて17問出題
難易度合格率:39.8%合格率:10.8%
前提資格なしなし
受験料15,400円(税込)20,900円(税込)
目安勉強時間50〜100時間程度100~300時間程度

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まとめ|テストエンジニアで年収アップを目指すには資格を取得すべき

この記事を通して、以下の4つのことがわかりました。

  • テストエンジニアとは、システム開発において製品の検証や評価などのテスト作業を行うエンジニアである。
  • テストエンジニアの正社員の年収相場は、フリーランスがダントツで、年代別に見ても経験年数に応じて年収が上がっていくことがわかる。
  • テストエンジニアで狙える最高年収は800万円である。
  • テストエンジニアには年収を上げる3つの方法があり、そのためにはおすすめの資格を取得しさらに経験を積んでキャリアアップを目指すべきである。

これまで解説したように、スキルアップを図ればさらなるキャリアアップを目指せるテストエンジニアになりたいと考えている人は就職・転職することをおすすめします。

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執筆者
かず
大手IT企業の九州・関東・札幌3拠点にて150名規模の現役プロジェクトマネージャー。大手ハード機器メーカ様の組込系開発と大手製造メーカー様の工場IoTプロジェクトのマネジメントを約16年行っており、ITシステム開発やDX関連などが得意ジャンル。