SESを辞めたい理由は?年収アップ方法をエンジニアが解説!
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おいとま
神戸 ゆうき
神戸 ゆうき
「SESを辞めたい理由は?転職する方法も知りたい」
SESを辞めたくなる理由はいろいろですが、SESからの転職でキャリアアップに成功する方は多いです。
本記事では、SESを辞めたい理由・とるべき行動・年収の高いエンジニアの職種を解説しています。
SESからキャリアアップをする方法がわかります!
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- 【この記事を読んでわかること】
- 辞めたくなる理由は「年収が低いから」「スキルアップできないから」など
- 辞めたいと思ったら早めに転職準備に入る
- エンジニアは職種で年収が変わる!「プロジェクトマネージャー」は高年収
- キャリアアップには幅広い開発経験が必要
おいとま
SESを辞めたいと思う人は思ったより多い!よくある理由7選
まず、SESエンジニアは自社ではなく派遣先の現場で働くため少し特殊です。
そのうえで、SESを辞めたいを思う理由として以下の7つが挙げられます。
- 労働時間や環境が合わないから
- 人間関係がうまくいっていないから
- プログラミングやテストにやりがいを感じられないから
- 年齢が高いと不利だから
- 思ったようにスキルアップできないから
- 給料が上がらないから
それぞれの理由について詳しく解説していきます。
①労働時間や環境が合わないから
派遣される現場によっては、ブラックな働き方になる可能性があります。
案件の納期が厳しかったり、バグまみれの炎上案件の現場だったりで、残業まみれの働き方になることとも。
同じSES企業のエンジニアでも配属される現場によって労働環境に違いはあります。
しかし、そもそもあなたのSES企業の取ってくる案件が、ブラック気味の案件ばかりなのかもしれません。
その場合、SES以外のIT企業もしくは優良案件の多いSES企業に転職するしかブラックな労働環境を脱する方法はありません。
②人間関係がうまくいっていないから
SESエンジニアの場合、2つの人間関係があります。
1つ目は社内での人間関係、2つ目は派遣先現場での人間関係です。
まず1つ目の社内での人間関係とは、主に上司や営業との関係性を指します。
部下のエンジニアの望む案件に配属してくれない上司や営業だったりする場合、自分のやりたい仕事とはほど遠い現場に配属されるかもしれません。
例えば、プログラミングをやりたいのにテストばかりの現場に配属されるケースが多いなどです。
2つ目の派遣先での現場関係とは、派遣先で一緒に働く自社および他社のエンジニアとの関係性を指します。
派遣先のエンジニアと常に一緒に働くため、現場でパワハラ気味の人がいたり、現場の足を引っ張る人がいたりすると、やめたいと思う場合があるようです。
③仕様変更が多い案件に携わっているから
日本のIT業界のシステム開発では、「要件定義⇒設計⇒プログラミング⇒テスト」の流れで進むのが一般的です。
ウォーターフォール開発という開発手法ですね。
例えばプログラミングの現場に配属された場合、その1つ上流の「設計」に従って「プログラミング」をします。
設計で仕様変更が頻繁に起きると、そのたびにプログラムの修正が必要になります。
そうなるとプログラミングが一通り終わっても再度の修正が繰り返し生じるため、いつまでたっても作業が終わりません。
作業量が増えると当たり前ですが、定時では帰れず残業の多い働き方になってしまいます。
④プログラミングやテストにやりがいを感じられないから
一般的な業務プログラミングやテストでは、エンジニア自身の工夫やこだわりを入れる余地がほとんどありません。
基本的に、上流の要件定義や設計で決められたとおりにプログラミングおよびテストを行います。
そのためどうしても作業感が強く、仕事をしていて辛いと感じるエンジニアもいるようです。
⑤年齢が高いと不利だから
基本的に年齢が高いエンジニアは派遣単価が高くなります。
そのため、同じスキルを持つエンジニアならより若いエンジニアが現場に選ばれます。
SIerや自社開発企業など自社で仕事をするエンジニアであれば、高齢になってもマネジメントや客との打ち合わせなどITスキル以外でのキャリア形成も可能です。
しかし、SES企業の派遣現場ではITスキルを駆使する作業的な仕事が多く、マネジメントや顧客折衝といった仕事はなかなかありません。
高齢のエンジニアになるとなかなか現場が決まらず、給料半減で待機、最悪の場合は自主退職に追い込まれる場合があります。
⑥思ったようにスキルアップできないから
②でも少し触れましたが、配属される現場を選べないため、スキルアップできる現場に配属されるとは限りません。
「今はプログラミングやテストばかりだけど、そろそろ設計を経験できる現場に行きたい」と思っても、ずっとプログラミングやテストの現場に配属され続ける可能性も十分あります。
むしろ、プログラミングやテストが得意になったせいで同様の現場に選ばれ続けるかもしれません。
その場合、今のSES企業では自分の思うようなスキルが積めないことから転職を考える方もいます。
⑦給料が上がらないから
SES企業で給料が上がらない理由として、おもに2つのパターンがあります。
まず1つ目は案件単価が低い場合。2つ目はエンジニアへの単価の還元率が低い場合です。
まず1つ目の案件単価が低い場合とは、あなたが所属しているSES企業の取ってくる案件が低単価ばかりのことです。
そのようなSES企業は安い単価で大量のエンジニアを派遣して利益を出すため、エンジニア1人当たりの単価はずっと低いままになります。
2つ目はエンジニアへの還元率が低い場合について。
もしかしたら、あなたの案件単価自体は高いかもしれません。
そもそも、SES企業のエンジニアの給料は、そのエンジニアの案件単価からSES企業が抜き取った金額の残りになります。
しかし、所属するSES企業が単価の大半を抜き取って自社の利益にしている場合、たとえ案件単価が高くても、あなた自身が受け取る給与は低くなります。
例えばあなたの案件単価が80万だとして、会社が7割を受け取って残りの3割をあなたの給与としている場合、あなたの給料は24万です。
さて、SES企業を辞めたいと思っているエンジニアは多いですが、これまで見てきたように理由は色々あるようです。
ではSESからの転職をしたい場合に取るべき行動6つを見ていきましょう。
SESを辞めたいと思った時に取るべき行動6つ
「今のSES企業から転職したい!」となったときに取るべき行動は、以下の6つです。
- あなたが現状持っているスキルを整理する
- 転職先に求める条件を整理する
- 今の会社を辞めるタイミングを決める
- 現在の会社で働きながら転職先を探す
- 面接対策をする
- IT業界の転職に詳しい人に相談する
それぞれ詳しく説明します。
①あなたが現状持っているスキルを整理する
現状のあなたにどのようなスキルがあるかまとめましょう。
例えば、今までプログラミングの現場に多く配属されてプログラミングのスキルがある場合、使える言語とその言語の習熟度や現場でどのような成果物を作ってきたか、など。
さらに、その言語を使ったアプリケーションなどの実物を自分で作って転職時アピール材料にするのも効果的です。(口で言っても信じてもらえないかもしれないため。)
そして現状のスキルだと、どのような転職先があるかも考える必要があります。
②転職先に求める条件を整理する
転職先に求める条件を整理して優先順位をつけましょう。
条件の例は以下のとおりです。
- ライフワークバランス
- 給料の良さ
- 勤務地
- 自分の望むキャリアパスに沿ったスキルが得られること
- 会社の業態(自社開発・Sier・SESなど)
全ての条件が揃った会社を探すのは厳しいため、条件に優先順位をつけたうえで条件に合致する転職先をどんどん洗い出していきましょう。
③今の会社を辞めるタイミングを決める
転職をすることが決まれば、いつごろ今の会社を辞めるのか決めましょう。
派遣先の現場の状況によっては急に退職できない場合もあります。
また、保持している有給休暇を全て消化する計画を立てる必要もあります。
転職先が決まってからではなく、事前に段取りを組んでいつ頃やめるかは決めておいてください。
転職先が決まってからだと、転職先へのおよその入社日も決まってしまって、考えていたタイミングで今の会社を辞められないかもしれません。
④現在の会社で働きながら転職先を探す
転職先を探す際は、必ず現在の会社に所属したまま転職先を探してください。
まれに今の会社を退職してから次の転職先を探す方もいますが、かなりリスキーです。
理由は以下のとおりです。
- 次の転職先がいつ決まるかわからない
- 今の会社の待遇を交渉材料にできるかもしれない
- 給料がいきなりゼロになってしまう
働きながらの転職活動ならリスクがないため、今の会社に不満があるなら転職活動はどんどんしていきましょう。
ただし、転職活動していることが今の会社に知られると心象がよくないため、転職先が決まるまでは秘密にするのが得策です。
⑤面接対策をする
もしあなたが転職初心者の場合、新卒採用の面接と中途採用の面接は大きく異なる点には注意が必要です。
最も大きく異なる点は、新卒採用の面接はポテンシャル重視の一方、中途採用の面接は現在持っているスキルが重視される点です。
あなたが持っているスキルで転職できる会社はどのような会社か、そして面接で持っているスキルをどうやってアピールするかなど考えるべき点は多くあります。
逆にあなたが転職経験者の場合、転職の回数が多いことが不利に働く可能性があります。
その場合、ポジティブな転職理由を考えなければなりません。
面接官としては「またすぐやめるのではないか?」と不安になるからです。
⑥業界の転職に詳しい人に相談する
まずは自分で考えたり調べたりするだけではなく、IT業界の転職に詳しい人に相談してみましょう。
自分になかった視点が得られたり、IT転職のポイントを聞けたりすることで、自身の転職先の幅が広がるかもしれないからです。
身の回りにIT転職の有識者が少ない場合は転職エージェント、さらに転職エージェントの中でもIT業界に精通した転職エージェントに相談できるとなお良いでしょう。
さて、SES企業の転職(IT業界での転職)で取るべき行動はご理解いただけたでしょうか?
次にSES企業からのキャリアアップを考えるにあたり、エンジニアの職種とそれぞれの平均年収を紹介します。
SESから転職をした場合に見込める年収はどれくらい?
dodaが調査した「2021年9月~2022年8月の1年間にdodaに登録した約56万人の年収データ」によると、ITエンジニアの年収分布は以下のとおりです。
年収600万円以下のエンジニアが最も多いようですが、1,000万円以上のエンジニアも一定数います。
dodaの2022年12月時点の「平均年収ランキング」では、技術系(IT/通信)の平均年収は442万円です。
その中で年収の高い職種を以下に順番に並べてみました。
- プロジェクトマネージャー 682万円
- プリセールス 594万円
- ITコンサルタント 590万円
- IT戦略/システム企画 587万円
- 研究開発 549万円
- データサイエンティスト 513万円
- システム開発/運用 463万円
- セキュリティエンジニア 457万円
- サーバーエンジニア 453万円
- パッケージ導入/システム導入 441万円
- ネットワークエンジニア 436万円
プロジェクトマネージャーが最も高く、次いでプリセールスやITコンサルタントなどの職種となります。
私の会社でもシステム開発/運用のエンジニアと比較すると、プロジェクトリーダー・プロジェクトマネージャーの給料は200万円以上高いです。
SESでの経験を武器にキャリアアップを図る方法
SESからの転職でキャリアアップしたい場合に取るべき行動は以下の3つです。
- キャリアに必要なスキルを磨く
- 年収アップにつながる資格を取得する
- 面接対策を徹底する
詳しく解説していきます。
キャリアに必要なスキルを磨く
エンジニアにはさまざまな職種があります。
そして求められるスキルもそれぞれ異なります。
年収の高いエンジニアになるため、一般的に身につけるべきスキルは以下のとおりです。
- マネジメント
- 設計
- プログラミング
- テスト
何かしら特別秀でたスキルを持っていないエンジニアが高収入となるためには、上記のスキルを一通り身につけたうえでマネジメントに近い仕事ができなければなりません。
一般的に要件定義など上流工程ができるマネジメント系エンジニアの年収が高くなりますが、その際に上記の4つの工程の経験が必要です。
年収アップにつながる資格を取得する
ITエンジニアは取得する代表的な資格として以下のものがあります。
- 基本情報技術者
- 応用情報技術者
- 情報セキュリティスペシャリスト
- データベーススペシャリスト
- プロジェクトマネージャー
- ネットワークスペシャリスト
- システムアーキテクト
上記の資格を持っていると面接では好印象ですが、年収を上げることに直結はしません。
高収入のエンジニアになるためには高給のIT企業に入る必要があり、そのために中途採用で入社する必要があります。
その際の採用選考では実務経験が非常に重視されるため、資格を持っていてもその資格に関係する業務経験が浅ければあまり意味はないです。
資格を取るのは良いことですが、できるだけ現在の実務に関係する資格を取ってください。
面接対策を徹底する
転職エージェントに登録したあとは面接対策をします。
面接の準備をする際は以下の内容も意識しておきましょう。
- 優良企業での転職面接に失敗しない方法
- IT企業の転職面接で聞かれること
- 転職面接で面接官が気にすること
面接官も人です。
たとえあなたが高いITスキルを持っていたとしても、そのスキルの有用性が伝わらなかったら意味がありません。
また、面接官に悪い印象を与えてしまうと採用されません。
面接対策はやみくもに行うのではなく、ポイントを押さえたうえで実施しましょう。
まずは転職エージェントに登録して転職先を決める|エイジレスにご相談を
転職先を自分だけで決めると、どうしても自分の知識の範囲での転職先探しになってしまうため、転職先選びを失敗してしまう可能性もあります。
- 受託開発だと思っていたら実態はSESだった
- 給与形態が聞いていた条件と違った
- 設計ができると思っていたらテストなど単純作業ばかりの現場だった
心配な場合は、転職エージェントに相談することも一つの手です。
転職エージェントは会社探しのプロですから、業界の裏側や会社の実態をよく知っています。
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おいとま
まとめ|転職活動をするのは自由!SESから一歩踏み出してみましょう
この記事を通して、以下のことがわかりました。
- 辞めたくなる理由は「年収が低いから」「スキルアップできないから」など
- 辞めたいと思ったら早めに転職準備に入る
- エンジニアは職種で年収が変わる!「プロジェクトマネージャー」は高年収
- キャリアアップには幅広い開発経験が必要
高年収の会社への転職・スキルアップが実現すれば、大きく年収アップする可能性を秘めているのがエンジニアです。
まずは環境を変えるべく行動してみてはいかがでしょうか。
おすすめの転職エージェント
転職エージェントは大手1社と、特化型1~2社の活用がおすすめです!
- 大手:業界や職種にこだわらず自分に合った転職先を幅広く探る
- 特化型:希望する業界や職種への転職を専門的にサポートしてもらう
さまざまな転職エージェントがありますが、結論として以下から選んでおくと、希望に沿った求人を逃すリスクを軽減できるでしょう。
大手転職エージェント
≫リクルートエージェント
支援実績No1の総合型。年代や職種を問わずまず登録しておくべきエージェントです。
【公式】https://www.r-agent.com/
特化型エージェント
≫社内SE転職ナビ
社内SE特化。業界最大級の社内SE求人数を保有しています。
社内SEはホワイトな求人も多いためおすすめです。
【公式】https://se-navi.jp/
≫ウズカレIT
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【公式】https://uzuz-college.jp/
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