自社開発エンジニアとは?やりがいや実務で得られることを解説

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おいとま

★ライターさんへのフィードバック 記事執筆お疲れさまです! 自社で受託開発するケースに関して、詳しくまとめてくださり、ありがとうございます! ただし、サービスやアプリケーション自体を企画段階から自社で開発するケースも、「自社開発」と呼ぶので、その点を踏まえた以下のフィードバックの対応をお願いいたします! ・H2「自社開発エンジニアとは何か?」 要対応1件 以上になります。 よろしくお願いいたします!

自社開発エンジニアはどのような職業なんだろうと思ったことはありませんか?

自社開発エンジニアは、企画・設計・構築・開発・テスト・運用など、あらゆる業務を担当するエンジニアです。

この記事では自社開発エンジニアの業務内容、メリット、必要とされるスキル、将来性などあらゆることについて解説します。

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  • 【この記事を読んでわかること】
  • 自社開発エンジニアの業務範囲は広い
  • 自社開発プロジェクトはメリットが大きい
  • 自社開発エンジニアはさまざまなスキルが必要
  • 自社開発エンジニアには能動性や主体性が求められる
  • 自社開発エンジニアの将来性は高い
CTACTA

自社開発エンジニアとは何か?

おいとま

こちらに、以下の観点による加筆・修正をお願いいたします! ・自社開発には2つある  ①一括で自社に持ち帰って受託開発するケース  ②サービスやアプリケーションの企画から開発・運用までを自社で開発するケース ・本記事では一括請負で受託開発するケースを説明している

自社開発エンジニアとは、自社開発システム会社でシステム開発を担当するエンジニアのことです。

自社開発とは、次のような2つのケースに分かれます。

  • システム開発をすべて受託するケース
  • 自社でサービスやシステムの企画・設計・開発を行い製品として販売するケース

両者ともにシステム開発における各フェーズを自社内部で行いますが、今回はシステム開発を受託するケースについて解説します。

いずれのケースも自社内部で完結しなければならないため、自社開発エンジニアにも、企画・要件定義・基本設計・詳細設計・プログラミング・テスト・リリース・バージョンアップ・保守運用など、システム開発に関わるすべての知識とノウハウが必要です。

システム開発は、フェーズごとに専門の知識を持つエンジニアが担当することが多いため、通常のエンジニアに比べ自社開発エンジニアの負担は大きくなり、体力と精神力の双方が求められるのです。

自社開発エンジニアの役割と貢献

先ほどご説明したとおり、自社開発エンジニアの役割は多岐にわたります。

もう少し具体的に記載すると、自社開発エンジニアの役割にはこのようなものがあります。

  • 企業の持つアイデアやイメージをヒアリングする
  • ヒアリングした内容を言語化して要件定義する
  • 要件定義にもとづき基本設計書を作成する
  • 基本設計をベースにシステム化できるように詳細設計に落とし込む
  • 詳細設計したものをプログラムとして設計する
  • プログラミングを行う
  • プログラムのバグがないかテスト設計書を作成しデバッグする
  • 既存のシステムや事業に影響が出ないように移行計画を作成する
  • 本番リリースをする
  • 追加要件にもとづき追加機能の開発やバージョンアップを行う
  • 業務に影響がないかログ監視やリソース監視などを行う

これだけの役割を1人で担うため相当な労力がかかりますが、自社開発エンジニアとして業務を任せられるということはそれだけシステム開発に貢献しているといえます。

自社開発プロジェクトのメリットと挑戦

自社開発プロジェクトのメリットは、すべての開発業務を受託できる点にあります。

自社開発のほうが請負契約で成果物に関する品質担保が明確で、開発も1社ですべて行うことから認識の違いや責任の押し付け合いが発生しないからです。

さらに、上位システム会社のパワーハラスメントといった問題も起こりにくいのです。

従来のシステム開発はお客様から案件を受注し、必要に応じて外部の企業に人員の募集をかけます。

この場合、上位会社と下位会社の間には少なからず力関係が生まれやすく、自社とまったく関わり合いのない人が上司になることもあります。

そのため責任分界点が極めて不明確で、ときにはパワーハラスメントのようなことも起こりえます。

しかし、自社開発であれば、1社ですべての業務を請け負うため責任の所在がよくわからないといったことは起こりません。

自社の人が上司になるため、悩みや相談もしやすいメリットがあります。

加えて、請負契約は成果物の納品を契約条件にしているため、自社開発エンジニアの間で成果物のイメージがしやすく、品質を担保しやすいのです。

もちろん、自社開発にはさまざまなプレッシャーがかかり、リソース不足に陥りやすいというデメリットはあります。

しかし、これは自社開発企業の新たな挑戦でもあります。

従来のシステム開発手法の場合、ウォーターフォール手法を用いることが多く、アジャイル開発やCI/CDといった手法に精通したエンジニアを外部の企業から探し出すのは難しいのが現実です。

その点、自社開発企業であれば最先端の技術や手法をいち早く取り入れているため、柔軟性を持ったシステム開発が可能です。

責任の所在が明確なため、お客様からの信頼も得られやすく、まさに自社開発企業は将来性のある企業なのです。 自社開発エンジニアにとっても挑戦しがいがある仕事に取り組めます。

自社開発エンジニアのスキルセット

自社開発エンジニアはさまざまな業務を担当するため、幅広いスキルを持つ必要があります。

その中には、コミュニケーション、論理的思考、柔軟性、効率性などソフトスキルも含まれます。

さらに技術スキルはもちろんのこと、システム開発における最新動向、最新のビジネスモデル、市場動向などありとあらゆる知識も求められます。

習得すべきスキルは数多いものの、ここでは技術に関する以下の3つのスキルについて解説します。

  • プログラミング言語と開発ツールの選定スキル
  • データベース設計と管理スキル
  • テストと品質保証の実践スキル

それぞれのスキルについて解説します。

プログラミング言語と開発ツールの選定

プログラミング言語と開発ツールの選定を行うスキルは、自社開発エンジニアにとってとても重要です。

開発エンジニアは、あるプログラミング言語に特化していますが、システムの実現性や効率性を考えてプログラミング言語を選定しなければなりません。

特にバックエンドの開発はロジックを組む必要があり、Java・PHP・Ruby・Python・Goなど、複数のプログラミング言語から最適なものを選ばなければなりません。

プログラミング言語にも特徴があるため、この点を見極めることが重要です。

自分が得意だからと安易にプログラミング言語を決めてしまうと、例えばコンパイル型言語のほうが実行時の処理速度が高いのにインタープリタ型言語を選択してしまうなど、パフォーマンスに影響を与えかねません。

これは開発ツールの選定にも同じことがいえます。

開発ツールは効率性にすぐれ、業界標準のものが好まれます。

汎用性が高いため、複数のエンジニアでプログラムソースの共有やコメント、フィードバックなどがつけやすいからです。 そのため、あまり使用されていないツールの選定はもちろんのこと、リリースされたばかりのツールを選定するのも考えものです。

データベース設計と管理

自社開発エンジニアにとって、データベースの設計や管理も重要なスキルのひとつです。

「データベースなんてDBAの仕事でしょ?」

そう思うかもしれません。

しかし、よく考えてみてください。

自社開発エンジニアは、システム開発に関するすべての業務を担当します。

当然、データベースの設計や構築、保守運用も業務の中に含まれます。

それだけではありません。

データの取り扱いも業務の一部です。

例えば、データのコンバージョン・インポート・エクスポート・SQL文によるデータ操作など、データベースに関するあらゆる作業を行わなければなりません。

もはやプログラム開発の領域を超えているように思えますが、データベースはシステムにとってもっとも重要な要素のひとつです。

なぜなら、データがなければシステムを稼働する意味がないからです。

データがないシステムは、ただのプログラムの集合体でありビジネスに貢献したり、付加価値を与えたりすることはありません。

自社開発エンジニアにとっては、特にデータ項目の抽出・テーブル設計・スキーマ設計・論理設計にもとづくデータベースの物理設計などの設計業務が重要です。

もちろん、日々の運用でモニタリングを行い、リソース状況がおかしければアナライズをしたり、インデックスを張りなおしたり、こういった業務も行わなければなりません。 データベースに関するノウハウも自社開発エンジニアには求められるのです。

テストと品質保証の実践

自社開発企業には、高い品質保証も求められます。

自社開発の場合、納品物に対してすべての責任を負い、お客様のご要望に沿ったシステムの納品を行わなければならないからです。

そのため、自社開発エンジニアにはテスト計画書の作成、テスト項目の洗い出し、テストの実行、デバッグといったスキルが必要です。

特にテスト計画やテスト項目の洗い出しは重要で、正常系動作項目の他に、異常系動作項目の洗い出しを行わなければなりません。

正常系動作はもともと仕様にもとづく項目のため想定しやすいのですが、異常系動作に関しては、あらゆるパターンを考え出さねばならず、意外と気づきにくい部分が多いのです。

例えば、小数点2桁の入力を想定していた部分で小数点3桁以上の入力があった場合や商品カテゴリーにない商品を選択した場合など、想定外のイレギュラーケースをすべて網羅する必要があります。

テストというと単調でひたすら動作確認をすればよい、などのイメージを持たれがちですが、実はこのような計画を練ることがとても重要です。 しっかりとしたテスト計画を作成することで、初めて品質の高いシステムを構築できます。

自社開発プロジェクトの進行と成功

自社開発でシステム開発を進める場合、プロジェクト計画と進行をきちんと管理することが成功への重要な要素です。

プロジェクト進行を管理することで、効率的かつ納期に遅れることなくシステムを納品できるからです。

自社開発プロジェクトの場合、従来のようにシステムのカットオーバーの日付ありきではなく、企画段階でシステム開発の見積もりを行い、計画段階でスケジュールを提示できます。

もちろんお客様の事業計画や予算があるため、その点を考えずに決められるわけではありませんが、この点は従来のシステム開発とは大きく異なります。 このような側面があることから、自社開発プロジェクトでは進捗管理が成功への重要な要素のひとつです。

プロジェクトマネジメントと計画

プロジェクトを進めるうえで、まず、プロジェクト計画を立てることが重要です。

プロジェクト計画があいまいだと、誰が意思決定を持つのか、誰が何をするのか、どのぐらいの期間を想定しているのか、こういった点がよくわからなくなりプロジェクト期間中にトラブルが生じやすくなるからです。

システム導入が成功した事例の多くは、企画・構想段階からしっかりとした体制が組まれており、プロジェクト計画もきちんと作成されています。

プロジェクト計画では、プロジェクトオーナー・プロジェクトマネージャー・リーダー・開始日・完了日といった項目は必須ですが、その時点で明確になっている項目の記載も重要です。

例えば、プロジェクトオーナー・リーダー・予算・その時点での見込み期日、こういった点です。

もちろん、期日などは確定した日付は入れられないかもしれませんが、その場合は「9月30日までに仮スケジュールを提示のうえ、再見積もりし10月31日に再提示する」といった具合に、その時点でできることを明記します。

大規模プロジェクトの場合、カットオーバーの日付だけ決まっているので、スケジュールだけは細かな期日が明記されています。しかしその一方で、2次受け、3次受け企業が決まっておらず担当者が未記入の計画書をよく見かけます。

これは自社開発では起こりえないことで、まさに自社開発プロジェクトの強みです。

さらに、自社開発プロジェクトではプロジェクトマネジメントがしやすいというメリットもあります。

複数社でプロジェクトマネジメントをしていないので利害関係がないからです。

システム開発というと技術的な側面ばかりに目が行きがちですが、実はプロジェクトマネジメントは重要な要素のひとつで、自社開発企業においても極めて高いプロジェクトマネジメント力が求められます。

チームコラボレーションとコミュニケーション

開発プロジェクトを進めるうえで、円滑なコミュニケーションが取れることも非常に重要です。

システム開発に限らず、仕事においてコミュニケーションは欠かすことができないからです。

意思疎通が図れない状態でプロジェクトを進めた場合、仕様やタスク完了の定義などあらゆる点で認識にズレが生じます。

結果的に言った言わないといった押し問答が発生し、プロジェクト全体の雰囲気が悪くなるばかりか最悪の場合はプロジェクトが炎上します。

このようなケースは、従来のシステム開発プロジェクトのような請負会社と2次受け・3次受けなどのピラミッド構造のある場合に起こりがちです。

すべてがあてはまるわけではありませんが、複数社による寄り合いのため、他社間でのコミュニケーションが希薄となり、自社の責任範囲だけ対応すればよいという考えに陥りがちだからです。

自社開発の場合、よほど普段からのコミュニケーションに問題がない限り、プロジェクト内でコミュニケーションの問題が発生することはありません。

そのため、自社開発エンジニア自身のコミュニケーション力が問われるものの、組織的な問題は発生しにくいのです。

自社開発プロジェクトでは多くの場合、自社内で採用したコミュニケーションツールを使用します。

例えば、Slack・Chatwork・Teamsなど、数え上げればきりがありません。

こうしたツールの活用も自社開発企業の強みです。

既存の開発プロジェクトの場合、通常は直接コミュニケーションをとるかメールでやり取りすることがほとんどです。

この場合、チャット機能のような即時性がなく、そもそもメッセージが読まれたのかどうかもわかりません。

特に業務時間外に連絡を取りたい場合はメールを読んでもらえる確率は格段に下がり、電話をするにもトラブルや課題を口頭で伝えなければならないため、情報伝達という点で制約があります。

トラブルが発生した際に電話で連絡した際に、「電車で移動中だから」と一方的に電話を切られ、その後まったく連絡がなかったケースも実際に存在します。

そもそもメールは無機質な要素が多いため、コミュニケーションという面ではチャット機能に比べるとどうしても見劣りする部分が多いのです。 先進的なコミュニケーションツールの導入は自社企業の柔軟性があるからこそ可能で、自社開発企業の強みのひとつです。

問題解決とイノベーションの促進

問題解決能力の高さも自社開発エンジニアには求められます。

自社開発の場合、通常の開発プロジェクトに比べると人的リソースが限られるため、少数精鋭の自社開発エンジニアが問題を自己解決しなければならないからです。

ここでいう問題解決能力とは、目の前に遭遇した課題や問題だけにとどまりません。

問題が発生する前に課題を見つけ出し事前に解決する能力も含みます。

問題解決能力は非常に高度なソフトスキルで、すぐに身につくものではありません。

ただし、自社開発エンジニアは担当領域が非常に高いため、自社開発企業での職歴が長ければ長いほど自然に身につきます。

その他にも、日々の暮らしの中で

「あれってどうなっているのだろう?」

「なぜこんな効率が悪そうなことをしているんだろう?」

といった素朴な疑問を持ち

「あえてこうしているのにはこんな理由があったんだ」

「こうすればもっと効率的にできるのに」

と考えを張りめぐらせることが重要です。

こうした能動的な問題解決能力が身につくのも、自社開発エンジニアならではの醍醐味で、仕事を楽しむことにもつながります。 こうした問題解決能力はイノベーションを促進することにもつながり、自社開発企業のみならず、自社開発エンジニア自身がより良い人生を送るためにも必要不可欠な要素です。

自社開発エンジニアのキャリア戦略

自社開発エンジニアはキャリアパスの選択肢が多く、努力すれば目指すべきキャリアへ到達しやすい点が特徴です。

そもそも自社開発エンジニアは業務の中ですべての領域を任されるため、どのキャリアにも進みやすいからです。 そのため、自社開発エンジニアには主体的にキャリアパスを考え、キャリア戦略を練ることが求められます。

キャリアパスと成長の機会

自社開発企業は、エンジニアがキャリアパスを自身で考え成長できる環境を、「業務」という形で提供し続けています。

自社開発エンジニアに対してさまざまな領域の業務を担当させるため、エンジニア自身が業務で経験を積み、その中で得意分野や興味のある分野を見出せます。

自社開発エンジニアは、業務によってキャリアパスが半強制的に決められてしまうことがなく、自由で柔軟な選択ができる点が強みです。

この点は、企画から始まり、設計・構築・開発・テスト・保守まで、すべての開発工程を単独で請け負う自社開発企業ならでは特色です。

さらに、プロジェクトマネジメント領域も担当しているため、管理業務についてもエンジニア自身が経験できる環境が整っています。 エンジニア自身が主体的にキャリアパスを決められる点は、自社開発企業ならではの特徴といえるでしょう。

専門化とスペシャリストの道

自社開発エンジニアのキャリアパスは、ITスペシャリスト・プロジェクトマネージャー・ITコンサルタントに大きく3つに分かれます。

技術スキルを磨きたければITスペシャリスト、プロジェクト管理が得意であればプロジェクトマネージャー、各業界のビジネスプロセスや利益率・コンバージョン率など数字に興味があればITコンサルタントを目指し、その分野の知識や経験を掘り下げていくことが必要です。

専門性を追求するにあたり、まずは自社開発案件で業務経験を積み、得意分野や興味のある分野を整理します。

そのうえで、得意分野、興味のある分野について知識を深掘りし、経験を積みます。

もちろん、自社開発エンジニアとしてすべての業務を行ない、新しい管理プロセスやプログラミング言語、開発手法、データベース技術、セキュリティ技術、運用ツールといった知識もアップデートを図るようにします。

しかし、目指すべき専門分野以外については、業務経験を蓄える意味合いが強く、あくまで専門にしたい領域を中心に業務を行なうことが重要です。

このように、自社開発エンジニアは常に最新の動向を追い求めなければならず大変なのですが、その先にある専門性のあるスペシャリストを目指せるため、とてもやりがいがある職種なのです。

プロフェッショナルネットワークと成果のシェア

自社開発エンジニアは、プロフェッショナルとしてエンジニア同士のつながりを持ち、成果物についても共有することが重要です。

エンジニアというと、競争によりスキルの優位性をアピールしがちです。しかし、自社エンジニアは高い視点を持っているため、むしろ成果物に対して積極的に他のエンジニアと共有しようとします。

そのほうが業界全体の底上げになり、エンジニアのレベルアップにつながることを知っているからです。

このような高い意識を持つエンジニアは成果物を共有し合い、ディスカッションを通じて成果物の良い点と悪い点を明らかにし、次の開発に活かします。 このようなエンジニア間でのネットワークを形成し、お互いの成果物を共有し合えるのも、自社エンジニアが自由で柔軟性があるからこそです。

自社開発エンジニアの挑戦と対処策

自社開発エンジニアは、常に新たな技術や手法について挑戦し続けています。

とてもやりがいがあり、仕事に対するモチベーションにもつながりますが、そこには多くの課題もあります。

ときには大きなプレッシャーを受けることもありますが、別の見方をすれば、それだけ仕事を任されていることの証でもあり、そのプレッシャーに打ち勝つことでさらなる成長ができます。 さまざまなことに挑戦するときに必要な対処法などについて解説します。

スケジュールとプレッシャーの管理

自社開発プロジェクトの場合、スケジュールのプレッシャーは大きな要素のひとつです。

請負契約のため、プロジェクトの計画策定時にスケジュールについてある程度裁量が与えられます。しかし、お客様の事業計画に沿ったものにしなければならず、スピード感が重視されることからスケジュールはタイトになりがちです。

このようなときには、自社開発エンジニアにとっては相当なプレッシャーがかかります。

モジュールの開発はこの日までに終わらさなければならない、テストはこの日までに60%完了させなければならない、こういった時間との勝負になることも多々あります。

そのため、時間管理はもちろんのこと、セルフコントロールも非常に重要です。 プレッシャーを管理するだけではなく、過度なプレッシャーとならないためにはどうしたらよいのか、ゆとりを持って仕事ができるのはどのような気持ちでいるときか、このような点について日頃から自己理解を深めることが必要です。

新技術とトレンドの追求

新技術やトレンドを追い求めるのも、自社開発エンジニアにとっては新たな挑戦です。

技術やトレンドの追求はエンジニアの醍醐味でもあり、モチベーションを高める原動力となりますが、少しでも気を抜いてしまうといつの間にか取り残されてしまう要素も含んでいます。

そのため、新しい技術やトレンドを常に吸収するのはエンジニアにとっての挑戦でもあります。

最新技術の動向を知るためにはセミナーに参加することがもっとも手っ取り早いのですが、このときにベンダーとあいさつを交わし、顔と名前を覚えてもらうことが重要です。

つまり、ベンダーとつながりを持つことを意味します。

ときには製品購入のために営業担当者からしつこく連絡されるかもしれませんが、見方を変えれば、それだけベンダー側もあなたを意識しているのです。 そのため、能動的に情報を得ようとする姿勢が新たな挑戦にとっては重要です。

業界変化への適応と学習の継続

業界は刻一刻と変化を遂げていることから、業界の変化に対する適応とキャッチアップし続けることも新たな挑戦のひとつです。

業界の変化については、常にアンテナを張り巡らし能動的に情報を得なければならない他にも、セミナー参加によって学習する方法もあります。

現在、ITベンダーが各業界とタイアップして業界別ソリューションセミナーといったものを多数開催しています。 こうした数多くの機会を逃さず継続的に勉強を行うことは自社開発エンジニアにとっての挑戦のひとつです。

まとめ|自社開発エンジニアは自由でやりがいのあるオールマイティーなプレイヤー

自社開発エンジニアについてこのようなことがわかりました。

  • 自社開発エンジニアの業務範囲は広い
  • 自社開発プロジェクトはメリットが大きい
  • 自社開発エンジニアはさまざまなスキルが必要
  • 自社開発エンジニアには能動性や主体性が求められる
  • 自社開発エンジニアの将来性は高い

自社開発エンジニアには、開発スキルだけではなく、プロジェクトマネジメント・企画・設計・構築・テスト・運用などプロジェクトに関するあらゆるスキルが必要です。

業務は大変ですが、それだけやりがいも大きく、キャリアアップなど将来性も高いため、目指すべき職種のひとつです。

もし、あなたが自社開発エンジニアに魅力とやりがいを感じたのであれば、ぜひ自社開発エンジニアに挑戦してみましょう。

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執筆者
吉沢 達也
インフラエンジニアとして仮想基盤、Linuxサーバーの設計、構築、運用を担当。メーカー系情報システム子会社とSES会社を経験していることからベンダーコントロールから実作業まで実務経験あり。現在はクラウドアーキテクチャに知見を持ち、Solution Architect Professionalと同等のスキルレベルを保有。セキュリティにも深い知見を持つ。モットーは「人生百年時代。何歳からでもチャレンジできる!」趣味は囲碁と将棋