なぜデータベースエンジニアはやめとけと言われるのか?真相を徹底解説!

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データベースエンジニアで検索して”やめとけ”というサジェストを見たことはないでしょうか。

業務内容がブラックなのか、つぶしがきかないのか、はたまた暮らしていけないほどの低年収なのか。

本記事ではデータベースエンジニアは本当にやめておいたほうがいいのか、その真相を解き明かしていきます。

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  • 【この記事を読んでわかること】
  • データベースエンジニアは専門性の高い職種で、年収相場は780万円ほど
  • データサイエンティストへのキャリアアップも見込める
  • わからないことを解消するプロセスを楽しめる人はデータベースエンジニア向き
CTACTA

データベースエンジニアがやめとけと言われる3つの理由

データベースエンジニアをおすすめできるかどうかは、その人の背景による部分が大きいです。

データベースエンジニアがネガティブにとらえられる理由はなにか、以下の3つの観点から背景を確認していきましょう。

  • データベースエンジニアの仕事内容
  • データベースエンジニアの年収
  • データベースエンジニアの将来性

データベースエンジニアの仕事内容

まずデータベースエンジニアの仕事内容は、”システム開発における各種プロセスをデータベースの観点から支援すること”です。

以下具体的なデータベースエンジニアの仕事内容を3つ記載します。

  • 非機能要件の確認
  • データベース設計
  • 稼働統計の取得・クエリチューニング

非機能要件の確認

新規システム開発時や大量処理が見込まれるアプリケーションの改修がある場合、データベースエンジニアは非機能要件、特に性能面の確認に注力します。

たとえば1時間で100万件のデータを更新したいという要求がある場合、どういった製品を使うべきか、現在のDBからどのように拡張すればよいかなどを検討するのがデータベースエンジニアの仕事です。

データベース部分はライセンスやテーブル追加、カラム追加、データ移行など予算にダイレクトに影響します。

要求事項を把握しながら、案件の推進も円滑に支援できるデータベースエンジニアは、現場から重宝されやすいです。

データベースの設計

データベースエンジニアの本領がデータベースの設計です。

大量処理や処理の即時性などを踏まえ、各種データベースの ER図とともに実際のデータベースを設計します。

データベースの正規化やインデックスの設計、ACID 特性を勘案したロック機構の作成など検討事項は山積みです。

最近では NoSQL など新たな技術も台頭してきているため、日々知識のアップデートが必要となります。

稼働統計の確認・クエリチューニング

システムをリリースした後もデータベースエンジニアの仕事は続きます。

実際に本番環境で稼働しているデータベースの性能を定期的に確認し、動きが悪ければチューニングを施します。

特定のクエリの処理で必要以上の時間を要しているなどがあればクエリ最適化や新たなインデッ クスの貼り付けなどの対応が必要です。

データ量の増加とパフォーマンスを比較して、どれくらい期間が経つと性能増強が必要になるかなど、場面に応じて提言を行うこともあります。

データベースエンジニアの具体的な仕事内容をピックアップしました。

ひとくちにデータベースといっても、クラウドかオンプレミスか、Oracle か PostgreSQLかなど、さまざまな種類や違いがあります。

データベースエンジニアの仕事は専門性が高いため、学び続けることが苦手な人はやめておいた方がいいでしょう。

データベースエンジニアの年収

続いてはデータベースエンジニアの年収相場の確認です。

ある調査によれば、高度なデータベースエンジニアの年収相場は約778万円となっています。

この数字について以下2つの観点でみていきましょう。

  • 世間全体の年収との比較
  • 各種エンジニアの年収との比較

世間全体の年収との比較

一般的な年収が458万円ほどのため、それと比較すると、データベースエンジニアは1.7倍ほど稼げる仕事となります。

若干の男女差はありますが、世間と比較すると高めの年収レンジであり、給与が低くてやめておいたほうがいいというわけではなさそうです。

各種エンジニアの年収との比較

そのほかのエンジニアと比較すると、データベースエンジニアは中間より少し上くらいに位置します。

アプリケーションの実装を主業務とするプログラマよりは高く、プロジェクトマネージャーやITコンサルタントなどの上流工程エンジニアと比較すると低くなります。

エンジニアの年収構造は、上流工程にいけばいくほど年収が上がることがほとんどです。

データペースエンジニアも上流工程に関わりますが、メインは設計や実装フェーズとなります。

それゆえ少し抑えめの年収になっているのでしょう。

エンジニア職の中で最上位にいるわけではないですが、相対的に見れば、データベースエンジニアは高収入の仕事といえそうです。

図抜けた年収を期待するのであれば、やめておいたほうがいいかもしれませんが、やめとけと言われるほどの低年収では決してありません。

次はデータベースエンジニアの将来性をみていきましょう。

データベースエンジニアの将来性

データベースエンジニアの将来性は非常に高いです。

その理由を以下3つの視点から掘り下げていきましょう。

  • DXが活況である
  • データそのものに価値が生まれている
  • データサイエンティストと親和性が高い

DXが活況である

まず背景としてDXが活況であり、業界的な追い風がある点です。

企業の経済活動においてシステムはきってもきれない関係になってきています。

そのため各企業がDXに躍起になっており、市場全体が拡大傾向です。

エンジニア全体にいえることですが、上記の背景から雇用の母数が多くなり人材の流動性も高まっています。

今後世界的にもIoT市場は継続して伸びていく見込みのため、まず業界的な観点での将来性が高くなっている点は、とても大きな追い風になっていると認識しておくとよいでしょう。

データそのものに価値が生まれている

近年ビッグデータやAIの活用などのシーンで、データそのものに価値が生まれる時代です。

たとえば、SNSでのつぶやきをマイニングしてユーザーの潜在的な不満やニーズを取得したり、大量のトランザクションの中から時間やユーザー属性との関連を見出して、新サービスが生まれたりしています。

こういったデータは、関係データベースでは取り扱いづらい不定形のデータであったり、また複数のテーブルをまたがってデータ分析を行う必要があります。

そこで活躍するのがデータベースエンジニアです。

データベースエンジニアはデータを取り扱うプロであり、データの効率的な整理や抽出方法などに長けています。

業務データが、新たなサービスを生み出す競争力の源泉となっている現状は、データベースエンジニアの需要を押し上げていくこととなるでしょう。

データサイエンティストと親和性が高い

データベースエンジニアは、データサイエンティストと親和性が高いのもポイントです。

データサイエンティストは、ビッグデータの普及にともない知名度が上がってきた職種で、統計学や高度数学を用いたデータ分析や利活用に特化したエンジニアを指します。

不定形なビッグデータを集約・整形してビジネスに活用することを主目的としており、米国では年収1,500万円を超える募集が多数あるなど、需要が高まっています。

データサイエンティストに職種を変えられるチャンスが大きいことも、データベースエンジニアの将来性の高さを底上げする要因です。

データベースエンジニアの将来性が高い理由を3つ紹介しました。

次はデータベースエンジニアとして働くことのメリットの解説です。

データベースエンジニアとして働く3つのメリット

データベースエンジニアとはなにか、業務内容や年収を紹介しました。

そんなデータベースエンジニアとして働くことのメリットはおもに以下の3点です。

  • 専門性が高く戦力として重用される
  • データ分析を身につけるとキャリアアップできる
  • いろいろな業界を経験できる

順番に見ていきましょう。

専門性が高く戦力として重用される

上でも述べたとおり、データベースエンジニアは専門性の高い職種です。

アプリケーションやネットワークなどとは独立しており、製品も多岐にわたるため勉強すべき事項も多くなります。

さらに、正規化やACID特性などデータベースならではの検討事項もあるため、実際に経験を積んでいくことで得られる勘所もあり、習得には一定の年月が求められます。

このような背景から熟練のデータベースエンジニアの市場価値は高いです。

周囲から必要とされるのは社会人冥利に尽きるため、そういった観点でもデータベースエンジニアになるメリットは大きいでしょう。

データ分析を身につけるとキャリアアップできる

データベースエンジニアは、データ分析を学ぶとキャリアを飛躍的に向上できます。

データサイエンティストは統計学や高度数学の知識に加え、データ処理を行う際のプログラミングも求められるなど要求スキルが高いです。

そのため、データベースエンジニアと比較すると単価が上がりやすい傾向にあり、そのぶん報酬も高まります。

データサイエンティストへのキャリアアップをしやすいのは、データベースエンジニアになる特権ともいえるでしょう。

いろいろな業界を経験できる

データベースエンジニアはさまざまな業界を経験しやすいです。

データベースはどんなシステムでも用いられる普遍的なもので、かつデータ構造も業界を問わず汎用的になっていることがほとんどです。

そのため、一定程度のデータベース知識があれば産業やサービスを問わずにシステム開発に参画できるようになります。

通用する領域が広いことが、データベースエンジニアになるメリットなのは間違いありません。

データベースエンジニアになるメリットを3つ紹介しました。

いずれもほかの職種にはない専門的なメリットです。

データベースに興味があれば、データベースエンジニアを志すことはキャリア的にもまったく問題ないと考えられます。

続いて、データベースエンジニアに向いている人の特徴をみていきましょう。

データベースエンジニアに向いている人の特徴3選

何事にも向き不向きがあるように、データベースエンジニアに向いている人、向いていない人が存在します。

数多くある特徴の中からピックアップしたものが以下の3点です。

  • 興味を持ったことに対してのめりこめる
  • 分からないことに楽しさを感じる
  • 自分なりの仮説をもって行動できる

順番に解説します。

興味を持ったことに対してのめりこめる

興味を持ったことをとことん突き詰められる人は、データベースエンジニア向きです。

データベースは、アプリケーションと緊密に連携をしながらデータ更新を行いますが、アプリケーションの処理のタイミングやネットワークの瞬断によってデータ不備が発生します。

なんらかデータの不整合が起こった場合など、原因究明に難航するのはよくあることです。

こういった場合でも、ほかのエンジニアと協力しながらあきらめずに原因をとことん究明できるのは大きな強みになります。

興味を持ったことは全部知りたい、そんな風に思える人はデータベースエンジニア向きといえるでしょう。

分からないことに楽しさを感じる

”分からない”ことを楽しめる気持ちがあれば、データベースエンジニアはおすすめの職業です。

データベースは非常に奥が深く、多種多様な製品やサービスが提供されています。

もっとも使われている関係データベース以外にも、最近のビッグデータ活用を背景としたNoSQLなど不定形データベースも目にするようになってきました。

製品が増えて選べるサービスの幅が拡充されること自体はありがたいですが、それによって発生するのがシステムの複雑化問題です。

多くの製品を掛け合わせたり、高度なサービスの利用によってアーキテクチャや仕様そのものが難解になります。

本番システムは巨大なコードや製品が絡み合って構成されているため、不可解な事象が起こることもザラです。

そんな複雑怪奇な状態に直面しても、”どうしたら解消できるんだろう”と、わくわくした気持ちで臨める人はデータベースエンジニアに向いています。

自分なりの仮説をもって行動できる

自分なりの仮説をもって行動・検証できる人もデータベースエンジニア向きです。

原因不明の課題やトラブルに直面したとき、どうやって解消すればいいか方向性もわからないことはシステム開発現場でよくあります。

そんなときでも、”もしかしたらこうなのではないか”といった仮説を持つことができ、さらにそれを証明するためにどんな材料が必要か、なにをすればいいか考えられる人は強いです。

データベースエンジニアでもあきらめずに、みずからの思考で状況を打破していける、そんな特徴を持つ人であれば問題なくキャリアを築いていけるでしょう。

以上、データベースエンジニアに向いている人の特徴を3つ紹介しました。

データベースエンジニアはやめとけ、と言われるほど陰惨な職業ではないことが十分にお分かりいただけたのではないでしょうか。

次は、実際にデータベースエンジニアになるためのおすすめ方法をみてみましょう。

データベースエンジニアへの転職ならエイジレス

データベースエンジニアとしてのキャリアプランを描きたい人は、ぜひエイジレスをご活用ください。

エイジレスでは、”エイジレスエージェント”と”エイジレスフリーランス”の2つのサービスを提供しています。

それぞれ多数の案件を取り揃えており、あなたの希望に沿ったものが見つかるはずです。

エイジレスでは、年齢を問わずチャレンジできる環境を整備するため、大手企業と確かな関係を築きながら多種多様なエンジニアをサポートする体制を整えています。

低単価の案件などは取り扱っていないので、高収入・高単価案件の獲得が可能です。

今後どういったキャリアを考えているにせよ、多くの案件を見ておくことは確実にプラスにはたらきます。

自身のキャリアをしっかりと検討したい人、年収アップを狙いたい人は、ぜひエイジレスサービスの活用をご検討ください。

CTACTA

まとめ|データベースエンジニアは魅力的な職種で将来性も高い

本記事では以下のことがわかりました。

  • データベースエンジニアは専門性の高い職種で、年収相場は780万円ほど
  • データサイエンティストへのキャリアアップも見込める
  • わからないことを解消するプロセスを楽しめる人はデータベースエンジニア向き

データベースエンジニアは注目度も高く、世間でささやかれているほどネガティブな職種ではありません。

専門性を身につけることができ、キャリアアップの道も多いです。

不確かな周りの情報に惑わされず、しっかりと情報収集をしながらみずからのキャリアを見定めていきましょう。

データベースエンジニアへの転職をする際は、ぜひエイジレスにサポートさせてください。

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執筆者
shin_zo
大手銀行システム会社で9年のシステムエンジニア歴を経てITコンサルタントへ。2023年3月よりライター業をスタート。金融市場商品、特に外国為替予約(FX)とリーブオーダーに強み。IT領域では要件定義からリリース・保守まで各工程を一貫して経験。金融やITの記事を得意とし、株やETF、投資信託などの資産形成方法も楽しく勉強中。特技はドラム、趣味は愛猫と遊ぶこと。