優秀なPM10個の特徴・できるPMになる4つの方法をまとめて解説
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十河幸恵
PMとして働いていきたいと考えているものの、優秀なPMとして活躍できるのか不安をお持ちではないでしょうか。
優秀なPMには共通する特徴や、できるPMになるためにやるべき方法があります。
この記事では、優秀なPMの特徴10個からはじまり、優秀なPMになるための4つの方法までまとめて解説します。
- 【この記事を読んでわかること】
- 優秀なPMの特徴は、「計画化するスキルが高い」「コミュニケーション能力が高い」「誠実に業務に取り組める」「リーダシップがある」などがあげられる
- 優秀なPMになるための方法は、「プロジェクトマネジメントの専門性を高める」「チームビルディングのスキルを磨く」「クリティカル・シンキングのスキルを習得する」「業務の基本知識を身につける」がある
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優秀なPMとは?できるPMの特徴10個
じょう
優秀なPMとは、クライアントが設定した期限と予算内で要件を満たす、またはそれを上回るプロジェクトを遂行できるPMのことです。
では、そのようなPMにはどのような特徴を持っているのか具体的に見ていきましょう。
以下に、優秀なPMの特徴を10個まとめました。
- 計画化するスキルが高い
- コミュニケーション能力が高い
- 誠実に業務に取り組める
- リーダシップがある
- 判断力が高い
- 優先順位を明確に設定できる
- タスクを適切に割り当てられる
- 変化に柔軟に対応できる
- 問題解決力が高い
- プロジェクトマネジメントの豊富な経験・実績を積んでいる
ひとつずつ解説していきます。
1.計画化するスキルが高い
計画化は、プロジェクトマネジメントに不可欠なスキルです。
優れたPMは、プロジェクトがどのようなビジョンを実現するかを明確にし、プロジェクト目標と目標達成のための手順を明確に整理して共有します。
ただ作業を進めるだけでなく、プロジェクトがどのような成果を出すか、そのためにどの目的を達成する必要があるかを関係者に伝えてチームのモチベーションを高めることも大切です。
一方で、抽象的な計画ではチームを引っ張ることは難しくなります。
そのためプロジェクトの目標と範囲を明確に定義し、必要なリソースやタスク、役割分担を効率的に割り当てて共通の理解を得ることが重要です。
計画化スキルが優れていると、プロジェクト全体の方向性を明確にし、チームの確実な成果を導けます。
これは、優秀なPMの特徴のひとつです。
2.コミュニケーション能力が高い
優秀なPMは、プロジェクト関係者(チームメンバーや上司、クライアントなど)と円滑にコミュニケーションをとり、プロジェクトの目標や状況を正確に伝える能力があります。
それぞれの関係者に対する明確な情報共有を通じ、プロジェクトの進捗状況や問題点などを的確に伝えることが得意です。
さらに、適切なタイミングでフィードバックを提供し、チームメンバーのアイデアや懸念を受け入れるオープンスタンスを常に持っています。
良好なコミュニケーションは、誤解や混乱を防いでプロジェクトの生産性を向上させる大切な要素です。
3.誠実に業務に取り組める
誠実さは、素晴らしいプロジェクトマネージャーの特徴のひとつです。
誠実さとは、仕事に対して真摯な姿勢を持ち、約束や責任を守ることを指します。
プロジェクトは常に計画どおりに進むわけではありません。
ときには難しい課題にぶつかることもありますが、PM自身が全力でプロジェクトに取り組んで課題を解決する意志を示すことにより、ほかのメンバーの信頼を築けます。
誠実な姿勢は、プロジェクト関係者の信頼を築くうえで重要な役割を果たし、プロジェクト成功に向けて欠かせない資質です。
4.リーダシップがある
リーダーシップは、プロジェクトの方向性を示し、メンバーを統率してプロジェクトを推進する力を指します。
優れたPMが持つリーダーシップの例をあげると、以下のとおりです。
- 目的や結果を具体的に説明し、メンバーや顧客にわかりやすく伝える
- プロジェクト関係者に対して、熱意を持って指導や支援を行う
- プロジェクトメンバーのモチベーションを高め、チームワークや協調性を促進する
- プロジェクトメンバーを信頼して適切に権限や責任を委譲し、自主性や創造性を発揮させられる
リーダーシップのあるPMは、プロジェクトメンバーをチームとして一枚岩にして、プロジェクトの成果を最大限に引き出せます。
5.判断力が高い
判断力が高いと適切な意思決定ができるため、状況に左右されずプロジェクトを進められます。
判断力とは、ものごとを正しく見極めて評価する能力のことです。
優れたPMは、情報を分析し、リスクや利益を考慮して適切な決断を速やかに行います。
また、不確かな状況でも冷静な判断を保ち、柔軟な対応策を見つける力を持っています。
高い判断力は、プロジェクトの進行において適切な方針を選び、成功へ導くために不可欠な資質です。
6.優先順位を明確に設定できる
優先順位を明確に設定できることは、優秀なPMの特徴です。
プロジェクトを進めていくなかで、抱えているタスクがすべて完了することはほとんどありません。
そのため、複雑なタスクや要件のなかから最も緊急で重要な項目を見極め、効果的な順序で進める能力が必要です。
優れたPMは、緊急性と重要性を理解し、チームのリソースを最適に活用して目標に集中します。
このスキルによってプロジェクトの進行が円滑になり、QCD(品質・コスト・納期)が実現されます。
7.タスクを適切に割り当てられる
「タスクを適切に割り当てられる」とは、プロジェクトのタスクをメンバーに対して、その能力や負荷に応じて効率的に分配できる能力のことです。
優れたPMは、誰がどのタスクに最適かを見極め、メンバーのモチベーションを高めつつ効率的に作業を推進します。
適切なタスク割り当てによって、チーム全体の生産性が向上し、プロジェクトの成功に貢献できます。
8.変化に柔軟に対応できる
変化に柔軟に対応できることは、PMに向いている人の特徴です。
変化に柔軟に対応できる能力とは、プロジェクトが進行中に予期せぬ変化や課題が発生した際に、柔軟に対処する能力を指します。
優秀なPMは、計画どおりに進まない状況でも冷静な判断力を持ち、適切な調整を行います。
変更や困難に対して抵抗せず、ポジティブな姿勢で適切な対策を講じることで、プロジェクトを円滑に進めて成功に導くことが可能です。
変化に柔軟に対応できるPMは、プロジェクトの不確実性を乗り越えてプロジェクトの成功に大きく貢献できます。
9.問題解決力が高い
優秀なPMの特徴のひとつとして、問題解決力が高いこともあげられます。
問題解決力とは、問題を正確に理解し、その原因を特定して現実的な解決策を見つけて問題を解決する能力です。
プロジェクトが進行する過程で問題が一切発生しないことはまずないでしょう。
そのため、プロジェクトで起こるさまざまな問題に対して柔軟な考え方で問題を分析し、適切な方法を選んでチームを導くことが求められます。
高い問題解決力は、プロジェクトの進行において困難を乗り越え、成功へと導く重要なスキルです。
10.プロジェクトマネジメントの豊富な経験・実績を積んでいる
プロジェクトマネジメントの豊富な経験や実績を持っていることも優れたPMの特徴です。
経験や実績とは、過去のプロジェクトでの成功や失敗を通じて得た知識と洞察を指します。
机上の知識とみずからの経験や実績は、ノウハウの深さが異なり、プロジェクト現場で実際のアクションに繋がるのは後者です。
優秀なPMは、豊富な経験や実績によってプロジェクトを俯瞰して把握し、チームを牽引して成功に導く力を身につけています。
ここまでは、優秀なPMの特徴をお伝えしてきました。
次では、このような優秀なPMになるための方法を解説していきます。
優秀なPMを目指す人が取り組むべき4つの方法
じょう
優秀なPMになるためには、以下4つの方法が有効です。
- プロジェクトマネジメントの専門性を高める
- チームビルディングのスキルを磨く
- クリティカル・シンキングのスキルを習得する
- 業務の基本知識を身につける
それぞれ解説していきます。
プロジェクトマネジメントの専門性を高める
優れたPMになるためには、プロジェクトマネジメントの知識やスキルの習得が不可欠です。
プロジェクトマネジメントのスキルは、ITエンジニアとしての実務経験だけではなく、高度な専門性が求められる分野です。
プロジェクトマネジメントの知識・スキルを習得するためには、大きく以下の3つの方法があります。
- プロジェクトマネジメントの実践経験を積む
- プロジェクトマネジメントの資格を取得する
- プロジェクトマネジメントの教育やセミナーを受講する
1.プロジェクトマネジメントの実践経験を積む
プロジェクトマネジメントの知識・スキルを身につけるためには、実際にプロジェクト経験を積むことが重要です。
プロジェクトマネジメントの実践や経験を通じ、問題解決能力やコミュニケーション能力、リーダーシップ能力などを高められます。
机上の学習も大切ですが、「知っている」と「実際にやったことがある」とでは知識の具体性に大きな差があります。
2.プロジェクトマネジメントの資格を取得する
プロジェクトマネジメントの知識やスキルを習得するために、資格取得も有効です。
代表的なものに、プロジェクトマネージャー試験やPMPなどがあります。
PMとして働くために資格取得は必須ではありませんが、プロジェクトマネジメントの専門的な知識を深めることはプロジェクト現場で役立ちます。
プロジェクトマネジメントの資格に関しては、以下の記事で詳しく解説しているので、興味がある人は読んでみてください。
プロジェクトマネージャー必見の資格10選!資格を選ぶ軸も解説
資格は客観的に実力を判断できる便利な指標ですが、プロジェクトマネージャーはどんな資格を持っていると良いのか悩んでいる人は多いのではない
3.プロジェクトマネジメントの教育やセミナーを受講する
教育やセミナーを通じてプロジェクトマネジメントの基礎や応用、ツールや事例、ベストプラクティスなどを学べます。
教育やセミナーは、集合研修やオンライン、自己学習やグループ学習などさまざまな形式で提供されています。
以上の方法を組み合わせて、プロジェクトマネジメントの知識・スキルを習得することで、優秀なPMに近づけるでしょう。
チームビルディングのスキルを磨く
優秀なPMになる方法のひとつとして、チームビルディングのスキルを磨くことがあげられます。
チームビルディングとは、プロジェクトのステークホルダーとの信頼関係や協力関係を構築し、プロジェクトの成果を向上させる取り組みです。
チームビルディングのスキルを磨くポイントは、「ビジョンを描く」「コミュニケーションをとる」「判断する」の3つがあげられます。
「ビジョンを描く」とは、プロジェクトが実現すべき姿を明確化することです。
目標を設定し、達成に向けて方針を示すことで、チームメンバーの意識が統一されます。
「コミュニケーションをとる」で重要なポイントは、プロジェクト参加者との適切なコミュニケーションを通じ、相互理解を深めることです。
仕事に関する話だけでなく、ときにはプライベートな会話も交えることで、チームの協力関係が強化されます。
各々の価値観や考え方が把握できると、適切な役割分担を行いやすくなり、チームのパフォーマンス向上が図れます。
「判断する」とは、プロジェクトメンバーの信頼を得るために必要で、チームビルディングに大きく影響を与える要素です。
PMは、プロジェクト課題の対応方針やチームの運営、クライアントとの調整など判断しなければならない状況が数多くあります。
適切な判断を通じて指導力を示せればチームの信頼を得られるので、チームビルディングにもつながるでしょう。
クリティカル・シンキングのスキルを習得する
クリティカル・シンキングは、日本語では「批判的思考」と直訳できますが、意味は「物事を構造的かつ論理的に捉える思考」です。
クリティカル・シンキングを身につけると、プロジェクト内で発生する問題の根本的な部分にアプローチするスキルを磨けるので、業務の品質と効率を効果的に向上できます。
クリティカル・シンキングを学ぶ方法は、書籍や動画などがあります。
筆者もいくつか書籍や動画で学習しましたが、以下の動画がわかりやすくおすすめです。
プロジェクトは複雑な課題が発生するケースも多く、クリティカル・シンキングのスキル習得はPMとして成長するために非常に重要です。
業務の基本知識を身につける
優秀なプロジェクトマネージャーとして成功するためには、プロジェクトに関連する業務的な側面に関しても最低限の知識が求められます。
プロジェクトマネージャー自体が実際の作業を行うポジションではないため、業務分野のエキスパートになる必要はありません。
一方で、基本レベルの業務知識を備えていないとプロジェクトメンバーやクライアントとのコミュニケーションに支障をきたし、信頼を損ねる可能性があります。
業務の基本知識とは、たとえば人事管理や会計管理など、プロジェクトが関わる業界の基本的な知識やユーザー業務などを指します。
あまり馴染みのない業務に関わるプロジェクトを担当する場合は、事前に書籍や研修などで基本的な知識を身につけておくことが大切です。
ここまでは、優秀なPMになるための方法をお伝えしてきました。
次では、プロジェクトマネージャーのキャリア形成を支援するサービスを紹介します。
プロジェクトマネージャーの転職・フリーランス案件はエイジレスにお任せ
じょう
エイジレスでは、現在PMとして働いている人や将来的にPMを目指している人からキャリアプランや年収アップに関する相談を受け、それぞれに最適なキャリア形成をサポートしています。
エイジレスエージェントは、「大手企業との信頼関係による高い面談・内定率」「年収大幅アップの内定実績が豊富」という点が特徴です。
さらに、フリーランスの案件獲得を支援するエイジレスフリーランスも展開しており、PMの転職とフリーランス独立どちらの相談にも乗れます。
まとめ|優秀なPMの特徴を押さえて理想のキャリアを実現しよう!
じょう
この記事では、以下の2つのことがわかりました。
- 優秀なPMの特徴は、「計画化するスキルが高い」「コミュニケーション能力が高い」「誠実に業務に取り組める」「リーダシップがある」などがあげられる
- 優秀なPMになるための方法は、「プロジェクトマネジメントの専門性を高める」「チームビルディングのスキルを磨く」「クリティカル・シンキングのスキルを習得する」「業務の基本知識を身につける」がある
優秀なPMの特徴や、優秀なPMになる方法を押さえてスキルを磨くことで、理想のキャリアを実現できる可能性が高まります。
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