フリーランスPMOは高単価案件を狙える!?|案件単価を徹底解説

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これからフリーランスでPMOになりたいと考えている人のなかには、「フリーランスPMOは高単価案件を狙えるのか?」と思う人がいるかもしれません。

フリーランスPMOの案件には高単価案件があります。この記事では、フリーランスPMOの案件単価の相場などを解説しています。
高単価案件にはどのような特徴があるのか確認してみましょう。

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  • 【この記事を読んでわかること】
  • フリーランスPMOの平均単価は約100万円
  • 高単価案件はどの案件も専門的な知識と高いスキルが求められる
  • フリーランスPMOの需要は高まっている
  • 高単価なフリーランスPMOの案件は複雑なプロジェクトが多い
  • グローバルなプロジェクト案件は高単価案件が多い
CTACTA

フリーランスPMOの案件単価の相場

ここでは、フリーランスPMOの案件単価を以下の3つから見ていきます。

  • フリーランスPMOの案件単価の相場
  • 案件単価の幅は70万円〜130万円
  • 経験年数や求められる役割によって単価が変わる

それぞれ見ていきましょう。

フリーランスPMOの案件単価の相場

弊社にて大手フリーランスサイトの求人情報から10社をピックアップしてフリーランスPMOの平均年収を算出してみました。

その結果、フリーランスPMOの平均単価は約100万円となっており、高い単価では150万円を超える年収もありました。

仮に年収として計算すると1800万円にもなり、これは経済産業省の調査による、一般的な給与所得者の平均年収(370万円)よりも高水準です。

参考:「令和3年度企業の雇用状況等に関する調査研究報告書|経済産業省

次に、募集案件によって案件単価がどのように変わるか見ていきましょう。

以下の表は、弊社にて大手フリーランスサイトの求人情報からフリーランスPMOの募集案件をピックアップし、案件概要と想定年収・求められるスキルをまとめたものです。

募集案件案件単価求められるスキル
ステークホルダーDXプラットフォームの開発リード案件・求人70万円・Webアプリケーションの開発経験:5年以上
・チームマネジメントなどリードエンジニア経験
SAP導入(開発フェーズ)でのユーザー側PMO支援70万円〜90万円・ユーザー側立ち位置でPMO経験
・ITコンサルタントやSEとして10年以上の経験
・大規模システムの導入経験
・生産管理システム刷新PMO支援/製薬
生産管理システム刷新PMO支援/製薬110万円・PM/PMO経験(5年以上)
・システム刷新の経験
・コミュニケーション力
・プロアクティブ
・大規模案件の経験
EDI開発プロジェクトマネジメント支援150万円・業務系システム開発経験(5年以上)
・英語力(ビジネスレベル=ライディング/リーディング/リスニング/スピーキング)
・日本語ネイティブレベル
・業務ユーザーや海外の技術者との折衝の経験(業界問わない)
※1:大手フリーランスサイト募集案件の想定年収と求められるスキル

この表をもとに、フリーランスPMO案件についてさらに詳しく見ていきます。

案件単価の幅は70万円〜150万円

弊社にて大手フリーランスサイトの求人情報から10社をピックアップした結果、平均単価が約100万円となりました。

ここでは、募集されている案件から案件単価の幅を見ていきます。

表1を見ると、案件単価が70万円〜150万円までとなっており、幅広い年収の案件が募集されていることがわかります。

次は、企業から求められるスキルの違いから見る案件単価を見ていきます。

経験年数や求められる役割によって単価が変わる

フリーランスPMOの案件では、経験年数や求められる役割によって単価が変わってきます。

表1では、どの案件でもPMやPMOとしての経験が求められていることがわかります。

また、高単価な案件では、単なるプロジェクトの経験ではなく大規模案件の経験が求められており、より高度なスキルを企業が求めていることがわかるでしょう。

ここまで、フリーランスPMOの案件単価の相場について見てきました。

フリーランスPMO案件はどれも高度なスキルを求められており、高単価の年収設定となっています。

続いて、フリーランスPMOの市場ニーズと需要を解説します。

フリーランスPMOの市場ニーズと需要

これまで見てきたフリーランスPMOの高単価案件から分かるように、フリーランスPMOの需要は高まっています。

これは、以下3つのフリーランス特有の理由からであると考えられます。

  • 柔軟にスケジューリングできる
  • 専門的な知識と経験を有している
  • コストを削減できる

それぞれ見ていきます。

柔軟にスケジューリングできる

フリーランスPMOは必要に応じて短期間で雇用できるため、プロジェクト要件に合わせて柔軟にスケジューリングができます。

プロジェクトの進行に応じて必要な人材を迅速に確保できるフリーランスPMOは企業にとって有用な存在だと言えるでしょう。

専門的な知識と経験を有している

フリーランスPMOは正社員PMOと比べて多様なプロジェクト経験を持ち、異なる業種や業界での専門的な知識を有している可能性があります。

企業はこの専門的な知識やスキルを求めており、需要が高まっていると考えられます。

コストを削減できる

PMOを社内で育成するのは難しく、コストがかかるものです。

フリーランスPMOを雇用することで、社内でPMOを育成するコストをかけることなくPMOをアサインすることができます。

ここまでで、フリーランス特有の理由からフリーランスPMOの需要が高まっていることがわかりました。

一方で、フリーランスPMOの競争も激化していると考えられ、フリーランスPMOになるためにはより多くの専門的な知識やスキル・経験が求められるでしょう。

次に、どのような会社からフリーランスPMOの募集があるかを見ていきます。

大規模プロジェクトを扱う企業からの募集案件が多い

以下の表は弊社がリサーチした、大手フリーランスサイトでの1週間以内のフリーランスPMOの案件概要の一部で、これら以外にも50件以上の案件がヒットしました。

案件概要案件単価
FinTech(※1)サービスプロジェクト100万円
ファシリティマネジメント(※2)業プロジェクト104万円
重工業メーカー向けプロジェクト145万円
官公庁案件ネットワークシステム構築プロジェクト80万円
クレジットカード事業プロジェクト130万円
※1:インターネット上で展開される金融サービス
※2:企業・団体等が施設とその環境を総合的に企画、管理、活用する経営活動

これら案件を見ると大規模プロジェクトを扱う企業からの募集が多いことがわかります。

また、直近でもこのような高単価案件の募集があることから、フリーランスPMOの需要が高まり続けていることがわかるでしょう。

ここまで、フリーランスPMOの市場ニーズと需要を見てきましたが、需要の高さが伝わったのではないでしょうか。

一方で、その理由がフリーランス独特のものであることがわかりました。

続いて、フリーランスPMOで求められる役割と単価相場を見ていきます。

フリーランスPMOで依頼される役割と単価相場

フリーランスPMOは依頼される役割によって単価相場が変わってきます。

ここでは、以下3つの役割の仕事内容と単価相場を見ていきましょう。

  • PMOマネージャー
  • PMOエキスパート
  • PMOアドミニストレータ

PMOマネージャー

PMOマネージャーは、PMOの中でも責任者を任される役割を持っています。

プロジェクト管理プロセス・方法論の導入・プロジェクト監視の報告・リソース管理・プロジェクトチームのサポートなど、組織内のプロジェクト管理の効率性を向上させることが仕事内容です。

単価相場は、PMOの中でも管理職が強い役割であるため、単価も他のPMOと比べて高くなる傾向にあります。

たとえば、プロジェクトマネジメント経験5年以上必須の場合は100万円超、10年以上の経験が求められる場合であれば150万円前後になるケースもあります。

PMOエキスパート

PMOエキスパートは、プロジェクトをより前進させるための役割を担い、ルールの策定やプロセスの改善を行うのが仕事内容となります。

PMOエキスパートが、プロジェクト全体に関わるプロセスを大きく改善することで、スケジュール遅延だけでなく品質改善にもつながるでしょう。

プロジェクトに効果的なツールの開発や調達、プロジェクトに参加しているメンバーの教育など、人材開発も行います。

単価相場はPMOマネージャーと同等か、少し下がる程度になる傾向があり、レンジは80~120万円くらいです。

PMOアドミニストレータ

PMOアドミニストレータは、PMO事務とも呼ばれており、プロジェクトに関するプロセスを円滑化する役割を担っています。

プロジェクトを効果的に進めるための情報収集から、その情報共有・データ管理・会議のセッティング・予算管理・勤怠管理など、プロジェクトに関するさまざまな事務処理を行います。

これら事務作業をPMOアドミニストレータが担うことで、PMはプロジェクトの統括に集中できるでしょう。

事務系作業がメインのため、ほか2つの役割に比べると低単価で、単価相場のレンジは60~90万円前後です。

PMOにはさまざまな役割がある

ここまで、フリーランスPMOで依頼される役割と単価相場をみてきました。

PMOにはさまざまな役割があり、役割ごとに異なるシーンでPMやプロジェクトをサポートします。

マネジメントが得意であればPMOマネージャー、事務作業が得意であればPMOアドミニストレータなど、自身にあったPMOの役割をみつけてみてください。

次に、フリーランスPMOの高単価案件の特徴と求められるスキルを見ていきましょう。

フリーランスPMOの高単価案件の特徴と求められるスキル

フリーランスPMOの高単価案件には、以下4つの特徴があります。

  • プロジェクトの内容が複雑である
  • 重要なプロジェクトを任される
  • グローバルなプロジェクト
  • プロセス改善が要求される

それぞれの特徴を詳細に見ながら、必要なスキルについて解説します。

プロジェクトの内容が複雑である

高単価案件の場合、1つのプロジェクトではなく、複数のプロジェクトが複雑に絡み合ったような大規模プロジェクトを任されることが多いです。

複雑なプロジェクトの場合、1つのプロジェクトを進行するよりも難易度が高く、より高いスキルと経験が求められます。

複数のプロジェクトをまたいでそれぞれの案件での橋渡しを行い、プロジェクト全体が円滑に進行するような行動力がPMOには求められます。

このため、プロジェクト管理能力はもちろん、各プロジェクト間でのコミュニケーション能力なども必要です。

重要なプロジェクトを任される

企業にとって戦略的に重要なプロジェクトや高リスクなプロジェクトには、高いプロジェクトマネジメントスキルが要求されます。

このような案件は、PMOに高度なスキルが求められるため、高単価案件なものが多いです。

重要なプロジェクトは企業からの期待も大きいため、他案件よりもプレッシャーが大きくなるでしょう。

このようなプレッシャーに負けず、冷静にプロジェクトを進行できる力がPMOには求められます。

そのため、プロジェクト管理能力だけでなくプレッシャーに打ち勝つ力や豊富なプロジェクト経験が必要となるでしょう。

グローバルなプロジェクト

高単価な案件は、国内だけでなく国際的なプロジェクトや異文化間のプロジェクトとなる場合があります。

このような案件では、異なる文化や地域に対応できるコミュニケーションスキルやリーダシップスキルが求められます。

特に英語のスキルが求められることが多く、日常会話も英語となる場合もあるでしょう。

プロジェクトマネジメントのスキルだけではなく、グローバルな対応が必要となるため難易度が高いと言えます。

プロセス改善が要求される

高単価案件では、プロジェクトの進行ではなく、組織のプロジェクトマネジメントプロセスの改善や効率化を求められる案件があります。

このような案件では、プロジェクト管理能力だけでなく、そのプロセスを改善する能力が必要となります。

過去のプロジェクト経験が豊富にあれば、その経験を活かして効率的なプロセス改善を行うことができるでしょう。

また、プロジェクトの課題を洗い出すためには分析能力が必要となり、さらにその課題を解決する問題解決能力が必要です。

ここまでは、フリーランスPMOの高単価案件の特徴と求められるスキルについて見てきました。

高単価案件は、ほかの案件よりもプロジェクトの内容が複雑であったり、グローバルなプロジェクトであったりと難易度が高いものばかりです。

これら案件を獲得するためには専門的な知識やスキルだけでなく、豊富なプロジェクト経験も必要となるでしょう。

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フリーランスPMOの高単価案件を探す際にはぜひご活用ください。

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CTACTA

まとめ|フリーランスPMOの需要は高く高単価案件が多数募集されている

今回は、フリーランスPMOの案件単価や高単価案件の特徴を解説しました。

  • フリーランスPMOの平均単価は約100万円
  • 高単価案件はどの案件も専門的な知識と高いスキルが求められる
  • フリーランスPMOの需要は高まっている
  • 高単価なフリーランスPMOの案件は複雑なプロジェクトが多い
  • グローバルなプロジェクト案件は高単価案件が多い

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独学でPHPを勉強し、Web業界へ。プログラマーを経てSE、管理職の道を歩む。転職を何度も経験しており、過去には大手企業への業務委託や自社サービスの運用、ゲーム開発にも携わった経験がある。現在は、管理職として複数プロジェクトの補佐を行いながら、過去の経験を活かし執筆活動も続けている。